納豆で健康に!納豆の健康的な食べ方とは!?
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納豆の栄養
健康な身体を作るために必要とされている5つの栄養素があります。
その栄養素を「5大栄養素」と呼び、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル・食物繊維がそれにあたります。
なんと、納豆はこれら5つの栄養素を全て含んでいるのです。
タンパク質は、筋肉・血液・内臓を作る働きがあります。
脂質は、エネルギーへと変わり私たちの身体を動かす力となっています。
炭水化物は、脂質よりも燃えやすいという特徴があり、脳の働きを助ける力として活躍しています。
ビタミンは、酵素の働きを助ける働きがあります。
ミネラルは、私たちの身体では作ることができない成分でとても重要であり、神経伝達の補助や代謝の促進の支えとなっています。
食物繊維は、腸を掃除してくれる役割として注目を集めています。
5つの栄養素は私たちが生きる上でどれも欠かせないものです。
納豆の効果的な食べ方
納豆が持つ栄養を最大限に活かすには、食べ方も工夫する必要があります。
なんとなく食べていると、食べ方によってはもったいない食べ方をしてしまっている可能性があるのです。
納豆の栄養を効果的に食べる方法を以下に記述します。
<納豆は食べる前に常温に戻す>
食べる前に冷蔵庫から出して冷たいまま食べることが多いと思いますが、納豆菌は冷えている時、休んでいる状態にあります。
常温に戻すと納豆菌は目を覚まし活発になるので、栄養素が増加します。
<賞味期限近くが食べごろ!>
納豆菌はずっと生きているので、少しでも長く日をおくと納豆菌の数が増えて生きます。
<冷ましたご飯で食べる>
納豆菌は熱に弱いです。熱々のご飯の上に乗せて食べるのは美味しいですが、残念ながら納豆菌は70度を超えると死んでしまいます。
納豆菌を生かしたまま食べるには、熱々のご飯はさけ少しでも冷ました状態がオススメです。
<一緒に牛乳を飲む>
牛乳に含まれている乳酸菌は胃酸に弱いため胃の中で死んでしまい、生きたまま腸まで届くことは難しいとされています。
しかし、耐酸性のある納豆は、乳酸菌を腸まで生きたまま届けやすくしてくれるため、一緒に食べることがオススメです。
<夜に食べる>
朝は血栓ができやすい時間です。
納豆に含まれているナットウキナーゼは血液をサラサラにしてくれる働きがあるため、夜の時間がオススメです。
5大疾病とされる脳卒中や心筋梗塞のリスクの低下に繋がります。
納豆を美味しく食べる方法
<タレを入れる前に混ぜる>
タレを入れてから混ぜるのが当たり前になっていますが、実はそれは間違いとされています。
納豆はまず最初に混ぜます。混ぜる回数は400回以上混ぜることで旨味が増すと言われています。
タレはその400回の間に何度かに分けて少しずつ加えていきます。ネギなどの薬味やからしに関しては、一番最後に加えて軽く混ぜる程度がオススメです。
納豆のオススメトッピング
<乳製品>
先ほども述べたように、納豆菌は乳酸菌が生きたまま腸まで届くための力になります。
乳酸菌には整腸作用や免疫作用があるため、生きたまま乳酸菌を届けるために納豆と一緒に摂取することがオススメです。
乳製品で一緒に食べるものとしては、チーズがいいですね。
納豆や牛乳は別に摂るとどちらも美味しく味わえそうです。
まとめ
納豆には一般化された食べ方がありますが、実はそれがもったいない食べ方になっています。
同じものを食べるなら、栄養を効果的に摂取していきたいものです。
飯を冷ましたり納豆を常温に戻したりすることは少し手間になるかもしれませんが、健康には変えられませんね。
それでもやっぱり面倒だと感じる方はトッピングを工夫して効果を上げるというのも良いと思います。
自分の生活に合った方法で、健康な身体を目指しましょう。