快便で中から健康になろう!そのメカニズムと快便の秘訣とは!?
特に女性の方に多いかと思いますが、お腹の悩みの代表格、便秘と痔。
ドラッグストアで販売されている薬の中だと便秘薬と痔の薬はベストセラーってご存知でしたでしょうか?
古くから、快食、快眠、に続き快便も健康のバロメーターとも言われています。
快便時の爽快感って、今も昔もあまり変わらないのです。
腸が詰まって、便が停滞し、腹痛を起こすことで、食欲がなくかり、病気になる方は多いですよね。
実は快便は快食や快眠にリンクする要素でもあるのです。
快便を保つことで生活習慣病の予防、また肥満にもなりにくく、健康にとっても良いんですよ。
そういうことで今回、快便のメカニズムと快便の秘訣をご紹介します。
快便のメカニズム
排便のメカニズムは、スムーズな胃・結腸反射によるものです。
朝、起床時、朝食が胃に送られることで、食べたモノが胃の粘膜を刺激し、この刺激を脳神経が感じ取ることで、大腸の下行結腸に大腸を収縮させるように身体に指令を出します。
そして、大腸内の便が肛門近く、直腸へ運ばれます。
この移動が直腸の粘膜に刺激を与え、脳神経に伝わることで便意として我々人は感じ取っているのです。
腸の蠕動運動を促すための重要成分として短鎖脂肪酸が挙げられます。
主な成分は、酪酸、酢酸、プロピオン酸ですが、これらは、腸内で善玉菌が食物繊維をエネルギーとして利用した際に作り出されものです。
快便の秘訣とは?
こちらの項目では、快便になるために欠かせない腸内の短鎖脂肪酸を増やし、蠕動運動を促すポイントのご紹介です。
まず、野菜、海藻、きのこ類といった水溶性の食物繊維を豊富に含んだ食品をしっかりと摂るようにしましょう。
食物繊維で快便になるということはよく耳にしますが、この食物繊維にも不溶性と水溶性があるのはご存知でしょうか?
どちらもバランスよくとることで健康的な便を出すことができます。
水溶性食物繊維はいわゆる野菜類に入っているものでデキストリンとして薬局などで売られているサプリメントがそれに当たります。
不溶性食物繊維は穀物類に含まれている食物繊維で便をかさましする効果があります。
また、ヨーグルト、納豆、チーズといった発酵食品もオススメです。
発酵食品に含まれる菌類の力で排便しやすくなります。
このように食事に気を配ることは、腸年齢の若さの維持にも繋がります。
腸年齢が若くなれば免疫機能も高まり老化防止にもつながりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回健康になるためには快便が必要な事、そしてその秘訣をご紹介致しました。
排便は毎日の習慣になるので日頃から気を使っていきたいものですね。
なお快便の目安ですが、異臭が無く、量的にはバナナ1本分くらいが理想です。
是非便秘でお悩みの方はこちらの記事を参考にして頂ければと思います。