FXで板情報が普及しない理由とは?
株の世界では板と呼ばれる情報掲示板があります。取引をする上で外せないもので、板情報だけを頼りに分析して、億トレーダーとなった人もいるほど有名なものですね。
しかし、FXの世界で板情報はなかなか普及していません。なぜFXでは使われないのか、仕組みとあわせて解説していきます。
Contents
FXの板情報とは?
もともとは株の世界で使われている用語で、株式銘柄ごとに価格が並んでおり、売り・買い注文が数量で表示されています。売買の数がはっきりとわかるため、チャートをみずに、板情報だけで分析をするトレーダーもいます。
かつては板情報は全く公開されないものでしたが、インターネットが発達したことで情報公開が盛んになりました。トレンドの動きはもちろん、オシレーター系のインジケーターのように、相場の買われ過ぎ、売られ過ぎも把握できるのです。
しかし、FXでは普及が遅れています。その理由は一体なんでしょうか。
▽FXで板情報が見れない理由とは?
株では常識とも言える板情報ですが、FXでは基本的に見ることができません。その理由はFXの仕組みにあります。株の場合は、証券取引所で集中的に売買が行われており、トレーダーの売買注文は取引所に集められています。そのため、板情報に正確な情報を反映させることができるのです。
一方、FXでは市場で直接取引される市場取引よりも、市場の外で取引される相対取引の方が圧倒的に多いです。市場取引の注文データは反映させることができますが、相対取引のデータを全て把握するのは至難の技と言っていいでしょう。
正確な注文データが取れないという理由があるため、FXで板情報は普及していないのです。
FXで板情報を採用している業者も存在する
多くのFXのトレーダーから「板情報を取り入れて欲しい」との声があがっていますが、まだまだ普及していないのが現状です。そんな中で板情報を採用している3つの業者があります。
▽外為どっとコム
2002年設立の老舗FX取引業者です。外為注文情報を使えば、売り・買い、指値、ストップ注文などが一目でわかるようになっています。さらに土日や週明けの注文状況も確認できるので、分析派のトレーダーから支持を受けています。
▽デューカスコピー・ジャパン
スイスのネット銀行「デューカスコピー・バンク」を親会社に持つFX取引業者です。取引フォームにて、「マーケットデプス」と呼ばれる板情報が確認できます。また、10万通貨以上の注文を行えば、自分が発注した注文が約定されるまでの状況も確認できる機能があります。
▽オアンダ・ジャパン
ネットで為替レートの無料提供を初めて行ったFX取引業者です。「オーダーブック」と板情報を採用しており、指値・逆指値注文のほか、未決済のポジション状況まで把握できます。
▽記事のまとめ
FXの板情報が普及するのはまだまだ先になりそうです。板情報に頼れないのならば、世界中のニュースサイトから為替の情報を仕入れたり、要人の発言に注意したり、ファンダメンタルズ分析を積極的に取り入れる必要があるでしょう。
Q&Aコーナー
Q:FXでは板情報のみで分析しているトレーダーはいるのでしょうか?
A:板情報だけで分析しているトレーダーは稀です。
先にお伝えした通り、株式の世界の板情報は当たり前であり、さまざまな手法が確立されています。しかし、FXはそもそも板情報を採用している業者が少なく、手法なども確立されていないのが現状です。判断材料のひとつとして認識しておきましょう。
今後画期的なシステムが開発され、多くの業者で板情報が採用されれば事情も変わってくるはずです。
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