FXはどの時間帯でトレードすべきなのか！？

FXはクリスマスや元旦などを除けば、年中無休、24時間取引可能となっています。トレードできる時間の長さが多いということは、会社員の方でも兼業できるということ。時間帯が魅力でFXを始めた方も多いのではないでしょうか？

しかし、24時間営業の巨大な市場といっても、いつも同じような相場という訳ではありません。世界の為替市場の営業時間、時間帯別の相場の特徴を知ることで、効率のいい投資が可能となります。本日はFXの相場が動く時間、動かない時間についてお伝えします。

世界の為替市場を知っておこう

世界中にはたくさんの為替市場が存在します。例えば、日本、香港、ニュージーランド、オーストラリア、ロシア、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、などが挙げられます。

この中でも参加者が多い市場が3つあり「世界の3大為替市場」と呼んでいます。

相場に与える影響力も大きいのが特徴ですね。

1. アメリカ（ニューヨーク）
2. イギリス（ロンドン）
3. 日本（東京）

「世界の3大為替市場」の取引量は多く、3国の為替市場が開いている時間に相場の動きがあります。

世界の為替市場のオープン時間とは

FXが24時間取引できるのは、各国の営業時間に日本との時差があるからです。世界の為替市場のオープンする時間を知っておきましょう。

• ニュージーランド（ウェリントン）：午前6時～午後13時
• 日本（東京）：午前9時～午後17時
• 香港：午前10時～午後18時
• シンガポール：午前10時～午後１８時
• バーレーン：午後16時～午前0時
• イギリス（ロンドン）：午後17時～午前1時
• アメリカ（ニューヨーク）：午後23時～午前6時

※全て日本時間になります。

※サマータイムの場合は1時間ずれる時があります。

相場が動く時間、動かない時間とは？

相場が動く時間、動かない時間を知っておけば、自分のトレードスタイルと合わせることができます。全て日本時間でお伝えしますね。

【午前6時〜】（シドニー時間）

早朝6時はシドニー時間と呼ばれ、シドニー市場のウェリントン市場が開く時間です。シドニー市場は小規模で値動きも穏やかです。1日のうち最も値動きが小さい時間帯と言えるでしょう。

【午前8時〜午後15時】（東京時間）

午前8時〜9時は、市場参加者が多くないので値動きは小さい方と言えるでしょう。8時50分〜日本の経済指標が発表されます。発表内容によっては大きく値が動くこともありますが、基本的には稀なケースです。

午前9時〜は日本やシンガポールの参加者が増えるため、値動きがでてきますが、午前10時を過ぎると穏やかな値動きになることが多く、欧州通貨の値動きは静かになります。例外として、オーストラリアや中国の経済指標の発表があるため、オセアニア通貨は動きます。

【午後15時〜午後21時】（欧州時間）

午後16時〜欧州の株式市場が始まり、値動きが激しくなります。この時間帯は欧州通貨が動きだすと同時に、ユーロ圏の経済指標の発表もあります。激しい値動きは19時頃、欧州のお昼休みの時間値まで続き、そこからは落ち着いた値動きになります。

【午後21時〜午前6時】（ニューヨーク時間）

午後21時をすぎたあたりで、アメリカの参加者が入り、為替の値動きは最高潮となります。同時に米国の経済指標が発表されるため、激しい値動きとなるのです。午前2時を過ぎると、アメリカの株式市場が終了となり、値動きは落ち着きます。

大きな儲けを狙うなら、この時間帯は外せないでしょう。

Q&Aコーナー

Q：FXを始める時間帯は何時頃がいいのでしょうか？

A：一番盛り上がるのは、日本時間で言うと午後21：00〜午前2：00です。

この時間帯は世界でも中心となっているロンドン市場とニューヨーク市場の取引が重なり、市場の動きが活発化します。FXの専属トレーダーが昼夜逆転の生活をしていたり、兼業トレーダーの方が夜中まで起きているのは、この時間帯を狙うからです。

相場が大きく動く＝儲けが大きくなる可能性があるということですからね。一方で相場が動きにくい時間は、午前3：00～8：00と午前10：00～午後13：00です。こちらはロンドン市場とニューヨーク市場の取引は重なっておらず、参加者も少ない傾向にあります。

FXでさらに勝率をあげるために

FXで取引に適した時間帯を覚えたら、テクニックも忘れずに身につけておきましょう。こちらのFX最強投資術では阪下ヒロ先生直伝の手法を学べます。相場の時間帯の知識とあわせれば、相乗効果で勝率アップに繋がるはずです。

※クリックでリンク先へ移動します。

FX最強投資術