ベネズエラ大統領、苦肉の策!今度は自国の仮想通貨Petro Goldを発行!?
ベネズエラの大統領であるニコラ・マドゥーロ氏が、今回ベネズエラの領事サービスの支払いに、仮想通貨Petro(ペトロ)を受け入れるための行政サービスを開始すると報道されました。
Petroの価値の裏付けは石油資産なので、はっきり言ってしまえば原油をポイントで保有しておくと、そのポイントでベネズエラの領事サービスを受ける事が出来るという事になりますね。
このニュースは賛否両論あるようですが、その通貨価値の担保として石油がある事や、実際に政府が主体になって提供されるサービスを受けることが出来るのは投資家として面白みのあるニュースですね。
さてそんなベネズエラですが、なんとまた新しい通貨を発表したようです。今回の記事ではベネズエラで新しく発表された通貨についてご紹介していきます。
ベネズエラがPetro Goldを発行!?
Petroを発行したばかりのベネズエラですが、新しく貴金属を担保とした通貨として「Petro Gold」という通貨が発表されました。
資源を担保にした通貨を立て続けに発行している様を見ると、余程ベネズエラと米国間の『経済戦争』に困窮している状態なのかが伺えますね。
Petroのプレセールは現在も継続していて、既に7億ドル(約750億円)以上の集金に成功した言われていますが、そもそもベネズエラでは国の石油備蓄を担保として利用するのは憲法違反らしく、ベネズエラ国内でも議論が行われているようです。
そもそもベネズエラは既に保有している金を担保にするのか、これから採掘される金を担保にするのかが明言されていない事もあり、現状ではかなり不透明な状態なようです。
超が付くほどの正論『そもそも、金は買って持っておけばいい』
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ロイター通信の取材では、仮想通貨投資を行う企業のRedwood City Ventures創業者のSean Walsh(ショーンウォルシュ)氏は、現時点でPetroの評価は難しく、物質資産を担保にした通貨自体に興味が無いと発言しています。
また、彼は『金を担保とした仮想通貨を購入するのであれば初めから直接金を買うし、金は直接保有する目的で買う資産である』と、至極ごもっともな発言をしています。
スピード感は賞賛に値する。けど…
世界初で政府が手動となって仮想通貨を発行している点、即次通貨も発行し始めた点においては、ベネズエラの政策のスピード感はかなり評価が高いのではないでしょうか。
ただし、やはりベネズエラは現在過去最大の不況に陥っている点や法定通貨の価格が急落した事もあり、今後の状況が改善されていくのか、それとも悪化の一途を辿るのか。という点でも気になる国の一つではあるかもしれません。
Q&A
Q:正直Petro/Petro Goldは買いなの?何処で買えるの?
A:一時的な投機目的としては良いかもしれませんが、オススメはしません。
前述した通りPetro自体のプレセールはまだ継続中なので、騙されても構わないからギャンブル感覚で大化けを狙っていきたいという方は下記のURLからPetroを購入可能です。
Petro公式サイト:http://www.elpetro.gob.ve/
【Petro購入方法】
①右上のボタンをクリック
②右下のボタンをクリック
③フォームに個人情報を入力してチェックボックスにチェックを入れる
入力が全て完了すると一番下のフォームに入力したアドレス宛にpetroからのメールが届くので、そのリンクをクリックしましょう。
④送金する通貨を選択して、送金額の目安を入力してチェック。
⑤書類のコピーと、メールに添付されている税申告の書類を入力して、指定のアドレスに送信
以上で完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?国としてあまり信頼されていないベネズエラですが、先進的な試みをしている反面、金策の為に若干暴走気味だと言えなくもないかもしれないですね。
今回のベネズエラの新通貨の発表もそうですが、しっかりとした根拠を持った情報がいかに重要か少しでも分かっていただけたら幸いです。
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