FXで利益を出すたった「2つ」の方法！

FXでの利益の出し方、なんとなくで理解していませんか？
頭では分かっていても、説明出来ないなんてことになると恥ずかしいですよね。

改めてしっかりと把握して説明出来るレベルまで持っていけば、知識が深まるばかりか勝率アップも狙えます！

FXで利益が出る仕組み1/為替差益

為替差益

例えば「1ドル＝120円」のときに12万円で1,000ドルを買います。
その後、円安で「1ドル＝130円」になったら、手持ちの1,000ドルを13万円にすることで、1万円分の利益が出ます。

こういった値動きを読んで得る利益を「為替差益」と言います。

1ドル130円のレートで、実際には持っていない1000ドル（13万円分）を売り、1ドル120円になったところで、その1000ドル（130万円分）を買い戻すことで、10万円の利益を得る。

このやり方を「売りから入る」「空売り」とも言います。

近年で起こった大きな値動きと言えば、アベノミクスがあります。
アベノミクスとは、安倍晋三内閣が掲げた一連の経済政策の通称。

2012年11月に民主党の野田首相が衆議院の解散を表明した事にともない、自民党の政権奪取による期待感から、円安・株高が進行しました。
その結果、ドル円は１年間で20円ほど上昇しました。

数字を当てはめて考えてみましょう。

2012年11月にドル円を80円で購入して、2013年5月に100円で売却するとどのくらいの利益になるのかを計算します。
2012年11月時点で、ドル円が80円の時に1万ドルの購入に必要な金額は3万2000円。

そして2013年5月には100円になっていましたので、利益額は20万円！

3万2千円が、たったの5ヶ月で23万2000円にまで増えたのです。利益率は驚異の625％です！

このように、世界情勢や政治など、為替に直結する物事に対してアンテナを常に張っておくことが利益に繋がっていくのです。こういった分析をファンダメンタルズ分析と言います。

ファンダメンタルズ分析とは

財務状況や業績をもとにして、企業の本質的な価値を分析する方法。

会社の価値に対して株価が割安か、今後の成長が見込めるかを分析して株を買うこと。

FXで利益が出る仕組み2/金利差益(スワップポイント)

通貨にはそれぞれの国が定めた金利があります。
金利の異なる2つの通貨を売買する場合、2つの国の金利差が発生します。

この金利差を日割りしたものを利益として毎日受け取れるのです。
この利益のことを「金利差益」と呼びます。別名「スワップポイント」。

たとえば日本なら、金利は年0.5％。1年間保有すると0.5％の利子がつきます。
日本の金利は世界的に見ると超のつく低金利。

ですが、米ドルなら2.0％、ユーロは4.0％、豪ドルは7.25％、南アフリカランドはなんと11.5％という超高金利！

低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買い、そのポジションを維持すると、維持した金額と期間分のスワップポイントを受け取ることが出来るのです！

こちらは売買するのが苦手な人向けの稼ぎ方と言えるでしょう。

また逆に高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買い、そのポジションを持っているとなると、スワップポイントを毎日支払わなくてはなりません。ここは注意しておきましょう。

まとめ

しっかりと情勢を読みながら取引をして「為替差益」で稼ぐか、

金利差でコツコツ貯める「金利差益(スワップポイント)」で稼ぐか。

上記2つを頭に入れておいてください！

Q＆Aコーナー

Q：FXで得た利益に税金はかかりますか？

Ａ：かかります。約2割になります。

この計算式にしたがって数字を出すことが出来ます。

FXの税金＝FXの利益 × 20.315％

為替差益の課税は、買って売るまで、または売りから取引したら買い戻すまで課税されません。
仮に、買ったままの状態で1年2年と持ち越す間は、損益が確定していないので課税も確定申告も必要ありません。

スワップポイントの課税に関しては各FX業者によって課税するタイミングに違いがあるので、口座開設の前にお調べすることを推奨します。

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