FX初心者でもやり方を知っていれば勝つチャンスは多い
「FXは誰でも簡単に勝てる」というイメージが先行していたのは今や昔、すでにその実態が広く知れ渡っているので「そんなに簡単ではない」ということはすぐに分るでしょう。
ただ、簡単ではないとはいえ株や不動産投資と比べると敷居は圧倒的に低く、現に初心者でもしっかりFXで勝てている人はいます。
初心者がFXで勝つためのやり方とは、ずばり「知識と経験を身に付ける」です。
何を当たり前のことを言っているのかと呆れられるかもしれませんが、この方法以外にFXで“勝ち続けていく”ことはできません。
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FX初心者が経験値を稼ぐべき理由
FXで勝つためには、知識や経験を身に付ける必要性が高いことは誰にでもわかることでしょう。
何をするにしても、まずは基本を理解しなければ上手に応用することもできませんし、見たことも聞いたことがないことを急にやれと言われてできる人は滅多にいません。
一見するとFXは単純な仕組みです。
要は、「今から価値が上がるのか、それとも下がるのか」を予想、予測して当てることができれば勝ちです。
その時々でどのくらい勝てる(利益が出る)のかは変わりますが、5分先の状況でも良いので100%予想することができれば絶対に勝てます。
当然それほど確実に的中させることはできませんが、予測の精度を高めるためには「なぜそうなるのか」を裏付ける理由が必要です。
FX初心者でも最低限大きな要因は把握すべし
たとえば、「アメリカの雇用統計が出る日だから相場が動くだろう」ということだけでも把握できていれば、そのタイミングを考慮して取り引きを行うことができます。
しかし、それを知らなければ「急に相場が逆方向に動き出した!」と焦ることになり兼ねません。
そして、おおよそ適切とはいえないであろうタイミングで決済をしてしまい、利益を減らすばかりか大きな損失を被るわけです。
特にFX初心者は、この「なぜ」の根拠が不足しています。
FX初心者はまずは基礎知識から
金融関係の仕事をしていて十分な知識を持っていれば、やり方もわからない状態でFXを初めて、それなりに勝ててしまうこともあるでしょう。
しかし、それは「基礎知識があるから」です。
基本的な知識があって、感覚的な判断をすることもできるのであれば、それはむしろ初心者とはいえない状態かもしれません。
「たられば」「かもしれない」がFX初心者を育てる
直近1か月間のチャートを見た感じでは「上昇傾向」にある相場だったとして、その助教から「まだ上がるだろう」と考えることは間違いではありませんが、その予測を裏付ける根拠が必要です。
FX熟練者ならば、世界各国の相場変動に関係しそうな出来事に対して高いアンテナを張っています。
FX上級者と初心者の違い
先ほど少し登場した「雇用統計」もその一つですが、他にも大きな選挙があったり、政権の方針を左右するような議題が取り上げられていたりすれば、それが影響して相場を大幅に変えてしまう可能性があることをしっかりと理解しています。
しかし、FX初心者のやり方はもっと単純で、「今上がっている」という状況に対して「まだ上がるかもしれない」「そろそろ反発するのではないか」という“期待”を乗せているだけということが多いです。
FX初心者は期間が長くなるほど大きな差になる根拠の有無を理解すべき
根拠に基づいて判断をした結果なのか、それとも何となく感覚で判断した結果なのかは、長期的な視点で見た場合に収支(勝敗)を大きく左右します。
「だろう」と考えるのではなく、「かもしれない」と考えた方がリスクを軽減できる可能性が高くなり、それが延いては勝率アップにつながるわけです。
定石は頭だけで理解できるが生きた判断は経験がFX初心者には必須
このように、FX初心者と上級者のやり方には明らかな違いがあります。
短期間で見ればそう変わらない結果が出る可能性もありますが、期間が長くなればなるほど根拠のある判断をしているFX上級者と大きな差が出てしまうばかりか、FX初心者の多くは収支がマイナスになって取り引き自体を辞めてしまうことにもなり兼ねません。
FXは上手なやり方で取り組めば、非常に有効な資産運用が可能です。
少しでも早く良い状態を手に入れるためにも、基本を学習しながら実践で経験値を身に付けていくことが必要なのです。