副業でアルバイト！アルバイトで副業をするメリット・デメリット

人によって目的は違いますが、本業以外にアルバイトなどで副業収入を得たいと考えることはよくあります。
特に最近は「クラウドソーシング」「動画配信サービス」など副業自体の選択肢が増えたこともあり、以前よりも取り組む機会が増えています。
しかし、会社によっては副業を一切禁止している場合もあるため、「副業をしていることを内緒にしたい」という状況も少なくありません。
「副業をすると必ずバレてしまうのか」という質問に対する回答であれば「NO」ですが、対応を間違えると会社にバレるリスクがあることだけはよく覚えておきましょう。

副業アルバイトがバレる原因は「税金」が関係している

アルバイトと本業の収入は同じ属性

普通のサラリーマンなどあまり意識したことがない人が多いでしょうが、働いている人にはもれなく税金（所得税）が掛かってきます。
具体的な金額は人によって違いますが、基本的には「給料が多い人ほど税金が高くなる仕組み」です。
本業で得た収入（給料）と副業アルバイトで得た収入（給料）は、いずれも「給料（給与）」と同じものです。
本業だから、副業だからと区別して考えるわけではなく、これらの総額が最終的な税額を決定しています。
いずれも「給与所得」という区分に該当し、これは「総合課税」という方法で税額が決定します。
要は、給与所得に分類できるものをすべて含めて考えるわけなので、同じ給与所得である本業の給料も副業アルバイトの給料も同じものとして考えるわけです。

税金の計算および納付は会社が代行している

一般的なサラリーマンであれば、自分で確定申告をする必要はありません。
勤めている会社が本人に代わって納税額（見込み）を計算して給料から差し引いて納付してくれます。
あくまでも見込み額なので最終的には年末調整で税額を確定させる必要がありますが、本人しか把握していない関連する事柄の金額を申告するくらいで完了します。
つまり、会社はその人の納税額をほぼ完全に把握しているわけで、これが実際のものとかけ離れていると「副業をしている」ということがバレてしまいます。

副業アルバイトが会社にバレるかバレないか一例を紹介

副業アルバイトをしている事実が発覚すると問題が起こるような状況では、基本的に「やらない」という判断が賢明でしょう。
しかし、それぞれ異なる環境で生活しているわけなので止むを得ず必要な時もあるでしょうから、そういう場合にどうすれば良いのかを紹介します。

会社にバレる例

副業アルバイトで得ている収入を合算して年末調整してしまうことで、会社側で把握している税額と違いが出る場合。
通常、副業アルバイト先では「年末調整はどうするのか？」という選択をすることになりますが、ここで「一緒にまとめる」という選択をした場合は本業の方で副業分を含めた年収などが把握できるようになります。

会社にバレない例

ということは、会社にバレないためには上記をしなければ良いわけです。
年末調整自体は行わないわけにいきませんが、ここで「別途、申告する」という選択をすれば問題解決です。
詳しい方法は手段によって若干異なりますが、国税庁WEBサイトなどから詳細を確認できます。

状況にもよるが副業アルバイトをする場合は確定申告を覚悟する

すべての所得を一括しようとすると会社にバレるリスクが高まるため、これを回避するためには分けて管理することが必要です。
本来のものとは別個で管理する分が増えるわけなので当然コスト（労力）が必要ですが、何も難しいことをする必要はありません。
それこそ、副業アルバイト先でも源泉徴収されているわけですから、後は本業と分けて申告する手続きをすれば良いだけです。
一から細かく計算する必要がある確定申告とは違い難しくありませんが、「確定申告をする」と考えていれば安心です。

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