FXで利確を考えるポイントはいつ?
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相場の変動によって利益を生むFXでは、たった数秒の違いで結果が180度変わってしまうこともあります。
せっかく利益が出ていたとしても、ちょっとした判断の遅れや間違った判断で損失に変わってしまうこともあるため、「利益確定」(利確)の技術が求められます。
どのタイミングで利確を決断するのかに関しては人それぞれ異なりますが、重要なことは“一定の基準に則って判断をする”ということです。
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FXの利確タイミングで基準が必要なのは「ブレない」ため
FX初心者は特に、チャートを見ながら「どうしようか」と考えている人が多くいます。
もちろんそれ自体は必要なことですし、一切チャートを見ずに取り引きをするわけにもいきません。
ただ、「どうしようか」に対する答えがその時々で異なった根拠に基づくもの(「勘」など)だった場合、長期視点で見た場合に稼げていない人がほとんどです。
FX利確タイミングにおいて判断根拠があるかどうかが重要
スキルが高いFXトレーダーならば、ほぼすべての判断に根拠があります。
しかし、スキルが低いトレーダー(特に初心者)は根拠に乏しく、その場限りで一貫性のないトレードをしてしまう傾向が強いです。
必ず明確な根拠がなければいけないというわけではありません。
上級トレーダーでも勘や運に頼ったトレードを行うことはもちろんありますが、その裏には「何らかの変動を予測する材料」を持っているので、完全に感覚的な判断で決めているわけではありません。
上級者でも頭を悩ませてしまうような状況でトレードが必要になったとき、どういう結果になったとしても一貫性を持ってトレードを完結させられると「勝ち」に近づきます。
「一貫性」とは根拠やルールであり、それに沿って完遂させることが重要です。
FXの経験を積むためにも一定の基準で取り引きを行う
初めのうちは判断の根拠がブレてしまいやすく、その時々でまったく異なる判断をすることも多いでしょう。
それはそれで経験になるといえば聞こえは良いですが、ただ単に過ごした時間は大した経験にはなりません。
また、よほど資金的な余裕がある人でもなければ負けるリスクが高い行動を繰り返すことは難しいでしょうから、勝っても負けても「それなり」の状況で経験を積んだ方が賢明です。
あらかじめ「買うポイント」「売るポイント」を設定しておいて、そのポイントを厳守してルーティーントレードを繰り返しましょう。
FXトレードは機械的な行動がブレを防ぐ
あくまでもイメージですが、100円/ドルから110円/ドルへ変動する相場を例に、それぞれの違いを見てみましょう。
FXトレードにおいて感覚的な判断に頼った場合
相場が上がっている途中で、「もっと上がるかもしれない」という予想は「もっと上がれ」という希望に変わっていき、最終的に判断のポイントを見失ってしまいやすくなります。
また、「もう上がらないだろう」という予想に従って決済を行った後、さらに上がった場合にストレスを感じやすくなってしまいます。
FXトレードにおいてルーティーンを決めておく場合
「もっと上がって欲しい」などの希望は持ちますが、「110円になったら売る(利確)」「95円になったら売る(損切り)」と決めているので、それぞれのポイントで必ずトレードが終了します。
大きく勝つことは減ってしまうかもしれませんが確実に利益を確保することができ、なおかつ負ける場合も極端に大きく負けません。
まとめ:ルーティーンを基軸に経験則も活用する
どのポイントでアクションを起こすのかを決めるのは自分自身です。
先ほどの例でいえば、120円まで上がらないと利確したくないと考える人もいるでしょうし、98円まで下がったら損切りしたくなる人もいるでしょう。
それは経験則や資金状態などに応じて決めれば良いのですが、必ずアクションを検討(または決定)する条件を決めると収支が安定します。