レターポットについて!キングコング西野亮廣氏の構想とは?
何かと世間を騒がせているイメージの強いキングコング西野亮廣氏。そんな彼が今回世の中に提案してきたのがレターポット。もちろん聞き馴染みは無い言葉ですが、いったいどういうサービスなのか。
今回はレターポットの内容とその有用性について解説していきます。
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西野亮廣という男
お笑いコンビ、キングコングのツッコミ担当。現在は37歳で配偶者はなし。
2016年6月28日に芸人引退宣言をしており、以降は肩書きを絵本作家にしています。作家名義は「にしのあきひろ」
ただ、「肩書だけの問題」としており、芸能活動からの引退ということではなく漫才師として劇場に出演し続けています。
レターポットを世に出したい理由とは
西野氏が解決したい問題は「現代はモノで溢れかえっているのに、贈り物を断ることが許されない」こと。
西野氏は阪神淡路大震災の被災者で、週末になるとボランティアに行っていたらしいのですが、震えている人に毛布をかけたり、お腹が空いている人に豚汁を作るはずの手間と時間は、全国から送られてくる千羽鶴や着ることができない古着の撤去に割かれてしまったそうです。
時には、それらを処分する為の費用も発生していたとのこと。
お金を贈れば解決するのですが、贈り物の本当の価値は贈り物に費やした時間。そこで、プレゼントするお金に時間を乗せる装置を考えだしました。それこそがレターポットなのです。
レターポットとは?
レターポットがどういった構想になるのか、ここからはあくまで想像です。西野氏が言っていることをまとめていきましょう。おそらく仮想通貨に似た形式のものが提案されるでしょう。
文字=お金になる
まず、一人一人がレター(文字)を入れるポット、レターポットを持ちます。プレゼントを贈りたい人は、運営から1文字10円(※未確定)で、文字を買ったとしましょう。
たとえば、友人の誕生日にあなたが「お誕生日おめでとう…」という1000文字の手紙を書いたとすると、1000文字なので、「×10円」で、10000円の請求があなたに来ます。その支払いが済み次第、友人のレターポットに1000文字(の手紙)が振り込まれます。
友人は運営に申請を出して、1000文字を10000円にしてもいいし、レターポットに貯まっている文字(レター)を使って、被災地に「頑張ってください」という手紙を贈ってもかまいません。
その手紙の文字が、そのまま被災地支援にもなりうるのです。
文字はブロックチェーンに保存
ブロックチェーンは操作不可なので、消えない証拠にもなるため脅迫状など犯罪に使われるリスクも減ります。また、サイト上などに受け取ったレターのブロックチェーンのアドレスを公開しておけば、本質的にこの人はどのような人か、本当に信用に値する人か、客観的評価を一目瞭然にできます。
しかも、レターポット上の情報は権力者の改ざんが利かないため、印象操作もできません。民衆の小さな声の集まりが、権力者の大声にかき消されるということはまず起こらないでしょう。
通貨として成立している
レターポットというサービスを作ってしまったのであれば、それはレターポットというサイトでしか成り立ちません。
しかし、仮想通貨としての機能を持たせてしまえば、今後後発のプラットフォームで利用することができます。利用できるプラットフォームが増えれば認知度や活用の自由度もどんどん増えてくるはずでしょう。
Q&Aコーナー
Q:レターポットの支援をするにはどうすればいいですか?
A:クラウドファンディングで開発費用を募っています。
インターネットを通してクリエイターや起業家が不特定多数の人から資金を募るクラウドファンディングでレターポットの開発費用を2017年12/24まで募っているようです。
目標金額には届いているようですが、3,000円で支援ができるので気になる方は支援してしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
話題になっているレターポットについてお届けしました。もしも実用化に向かえば、寄付金や祝電、苦情の連絡と同時に改善の資金提供まで、使用方法は多岐にわたるでしょう。これからも、西野亮廣氏の動向には注目が集まりそうです。
レターポットにも使える手法を公開していますので、こちらもぜひご確認ください。
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