株における移動平均線とは。株で移動平均線を見ることの重要性と売買ポイントの見つけ方。

2018/10/14 株あおい
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「株で聞く移動平均線ってなんだろう？」
「移動平均線から売買のポイントが分かるの？」

このように、株式投資をする中で移動平均線というものを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
株式投資をする上で移動平均線を読めるようになることは非常に重要です。
移動平均線を読むことができれば、株の売買のポイントを見つけることができます。

そこで、今回は、

株における移動平均線とは
株で移動平均線を見ることの重要性
移動平均線を使った株の売買ポイントの見つけ方

について、ご説明・ご紹介いたします。

今後株式投資を本格的に始めていきたいという方は、是非参考にしてみてください。

Contents

1 株における移動平均線とは
- 1.1 株における移動平均線について
- 1.2 株における移動平均線の種類
2 株で移動平均線を見ることの重要性
- 2.1 相場の流れを予測することができる
- 2.2 株価が高すぎることや低すぎることを知ることができる
3 移動平均線を使った株の売買ポイントの見つけ方
- 3.1 ゴールデンクロスとデッドクロス
- 3.2 移動平均乖離率
4 まとめ

株における移動平均線とは

こちらでは株における移動平均線について、ご説明いたします。

株における移動平均線について

移動平均線は、ある一定の期間における株価の平均の値をつなぎ合わせてグラフ化したものを言います。
例えば、５日間の移動平均線であれば、当日を含めた過去５日間の終値を元に算出します。
移動平均線の一般的な種類は後述しますが、移動平均線は短期・中期・長期の大きく分けることができます。
短期移動平均線は実際の値動きに近い動きをするのに対して、長期移動平均線は緩やかなグラフになることが特徴です。

株における移動平均線の種類

移動平均線は期間によって様々な種類があります。
短期移動平均線では、「5日移動平均線」「25日移動平均線」「75日移動平均線」が挙げられます。
中期移動平均線では、「13週移動平均線」「23週移動平均線」「52週移動平均線」が挙げられます。
長期移動平均線では、「12ヶ月移動平均線」「24ヶ月移動平均線」「60ヶ月移動平均線」が挙げられます。
以上にあげた移動平均線が一般的に使われている移動平均線です。

株で移動平均線を見ることの重要性

こちらでは株で移動平均線を見ることの重要性について、ご説明いたします。

相場の流れを予測することができる

株では短期移動平均線と長期移動平均線を用いることで、相場の流れを予測することができます。
短期移動平均線が長期移動平均線の値を超えた瞬間は、株価が今後上昇していくと予測することができます。
これを、「ゴールデンクロス」と言います。
逆に、短期移動平均線が長期移動平均線の値を下回った瞬間は、株価が今後下落していくと予測することができます。
これを、「デッドクロス」と言います。
しかし、これらゴールデンクロスやデッドクロスはあくまでも一つの判断材料であり、必ずしもそうなると言い切ることはできません。
予測の精度を上げるためには、ゴールデンクロスとデットクロスと合わせて他の要素も参考に今後の値動きの予測を行いましょう。

株価が高すぎることや低すぎることを知ることができる

移動平均線を用いることによって、以上でご紹介したゴールデンクロスやデッドクロスの他に「移動平均乖離率」というものを見ることができます。
移動平均乖離率とは、株価が移動平均線からどれくらい離れたかを確認するものです。
株価が移動平均線から5%離れると反対に株価が動くと予測することができます。
また、株価が移動平均線から10%離れると天井圏・底値圏といい、そこから元の株価へと戻っていく動きを見せると予測することができます。