バイナリーオプションは投資なのか？ギャンブルなのか？

よく「丁半博打」と揶揄されがちなバイナリーオプション。ギャンブル性が高く、リスクもあると思われていますが、その実態はどうなっているのでしょうか。ひとつずつ紐解いていきましょう。

バイナリーオプション・投資・ギャンブルの違いとは？

そもそもバイナリーオプションとは？

バイナリー（binary）＝二進法

オプション（option）＝オプション取引

まず2択で予測（価格が高くなるか、安くなるか）をして、金額と判定時間を決めます。そして判定時間になった瞬間に選択した方に価格が動いていれば金額に応じた利益が出て、間違えば金額分が損失になる、という投資取引を指します。

投資とは？

主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指します。

ギャンブルとは？

金銭や品物などを賭け、（偶然性の要素が含まれる）勝負を行い、その勝負の結果により負けた方は賭けた財物を失い、勝った方はその財物を得る、と言う仕組みの遊戯またはゲームを指します。

文字だけで見ると、そこまでの大きな違いは見受けられません。実際のところバイナリーオプションとは投資なのか？ギャンブルなのか？明確な違いを見てみましょう。

バイナリーオプションは投資なのか？ギャンブルなのか？

バイナリーオプションは投資・ギャンブルのどちらに分類されるのか？

それは、トレードの方法や取り分の違いで明確に違いが出てきます。

予測に基づくかどうか

経済状況や過去の為替レートの推移から為替レートを予測して取引を行うことにより、バイナリーオプションは投資になります。

逆に偶然性や勘に頼って取引をするとそれは途端にギャンブルとなるでしょう。それこそ丁半博打です。

• テクニカル分析：過去のチャートから近い将来の為替の動きを予測する手法
• ファンダメンタルズ分析：経済動向から近い将来の為替の動きを予測する手法

これらの手法を駆使し、成功法則を自ら作り出す事が重要となります。

運営側の取り分の違い

日本における公営ギャンブルの還元率は、

• 宝くじ：45.7％
• 競馬：74.1％
• 競輪：75.0％
• 競艇：74.8％
• オートレース：74.8％
• パチンコ：85.0％

となっています。逆にバイナリーオプションの場合は、2者択一ですがペイアウト倍率は1.8倍～2.4倍が平均的な設定です。

単純計算ですが、還元率は80％～140％

公営ギャンブルのどの還元率よりも高く設定されています。これもバイナリーオプションがギャンブルではなく、投資と言える要素のひとつです。

まとめ

バイナリーオプションにつきまとうギャンブルというイメージを払拭するのは難しいでしょうが、あくまでも予測可能な為替をベースにした2者択一の取引なのです。

分析手法を駆使することで、勝率を運だけでトレードしたときの50％よりも高い60％～70％に引き上げることが可能な投資ということを忘れないでください。

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