匿名仮想通貨Vergeの急激な価格高騰の裏側とは!?
今回は昨年末に一時的に通貨の価値が10,000倍以上になった話題の匿名仮想通貨Verge(ヴァージ)についてご紹介します。
Contents
匿名仮想通貨Vergeとはどういう通貨か?
Vergeは2014年に公開された当初はDogeCoinDarkという名前でしたが、2016年に現在の名前に改名され、現在は急上昇の結果、時価総額は90億円規模までに成長し、仮想通貨全体での時価総額ランキングでは7位にまでランクアップしています。
▽送金元の情報すら匿名化出来る!
Vergeの最大の特徴は、I2PやTorなどの技術で暗号化され、送金時の匿名性が非常に高い事が挙げられます。同じように匿名性のある暗号通貨(Zcash、DASH、Moneroなど)と違って、送金時に送金元を公開するか匿名にするかを選ぶ事が出来ます。
▽圧倒的な決済スピード!
Vergeは決済スピードが早い事も特徴で、ビットコインが10分間隔でブロックを生成するのに対してVergeはなんと30秒でブロックを生成します。ブロックが生成された後に送金処理されるので、単純にビットコインの20倍以上の速さで送金される事になります。
また、ブロック生成のアルゴリズムはPOW(採掘)を採用しているので、マイニングする事も出来ます。
▽オープンソースで開発・改善が進められている
Vergeのシステムはオープンソースとなっており、Vergeを元にして新しい通貨をフォークする事が出来る事も大きな特徴の一つで、実際にこちらのシステムを反映させた仮想通貨がいくつかオープンされています。
単純に考えると、この通貨を元にした通貨の方が機能的にも良いものであると思われるかもしれませんが、Vergeが成長すればするほど、今後暗号化された通貨を元にしたサービスを作りやすくなるという事でもあるので、Verge自体の成長も期待値が高いと言えるでしょう。
Vergeの価格が何故高騰したか?
昨年末に価値が高騰した理由は、ウィルス対策ソフトメーカーのジョン・マカフィー氏がツイッターでVergeをはじめとして匿名通貨であるZcashやMONEROを推奨する発言をした事の影響が大きいと言われています。
▽1年間の伸び率はなんと8500倍…!
2017年の1月1日時点の価格が0.002円だったので、もしも昨年の今頃1万円を投資していたら現在は約8500万円になっているという事です。やはり世界的に有名なセキュティを扱う企業の代表ですから、影響力は計り知れませんね。
▽安定した成長のためのプロモーションも
価格の高騰後に一度下落した現在でも成長が見られるのは、日本語サイトの構築や公式キャラクターを作るまでプロモーションに力を入れてる事が理由のひとつとして挙げられるでしょう。
ここから更に飛躍的に急成長する可能性は低いかもしれませんが、企業的なプロモーションを活発に行っている所を見ても、今後の成長に期待出来るかもしれないですね。
Q&A
Q:Vergeのような匿名の仮想通貨を使って送金元を隠すメリットって何?
A:大事な個人情報を知られないようにするためです。
匿名でない通貨の場合、一度企業または個人間で送金のやりとりをすると、 送金相手が自分の決済の取引先や取引履歴、資産残高を確認できてしまいます。
悪意のあるユーザーに情報を知られてしまうと情報が悪用されてしまうケースも懸念されるため、送金元情報から完全に履歴を非公開に出来るVergeのメリットは大いにあると言えるでしょう。
まとめ
Vergeは今現在、日本国内の仮想通貨取引所での取り扱いを行っていませんが、海外のbittrexなどで取り扱われていますが、このまま順調に成長していけば最近の通貨の伸び率をみてもわかる通り、匿名仮想通貨がどんどん注目されています。
そういった背景もあって価格の上がり下がりも激しいので、それも踏まえた上で極力リスクの低い投資が出来るように心がけましょう。また、今人気の匿名仮想通貨を含めたアルトコインを使って稼げる手法を公開しているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
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