Tetherの不正疑惑浮上！ビットコインを価格操作していた？

最近、仮想通貨のネガティブキャンペーンかのように悪いニュースが続いています。そして今回もまた例により、みなさんお待ちかねのネガティブな話題が浮上してきました。仮想通貨業界全体を揺るがしかねないTetherの不正疑惑についての話題です。今回はその真偽や内容について紐解いていきたいと思います。

そもそもTether（テザー）とは？

Tetherは法定通貨と一対一の価値を持ちながら、ビットコインのブロックチェーン上で稼働している仮想通貨になります。ブロックチェーンで稼働しているということは、他人、国家間であっても銀行を介さずに法定通貨をローコストで送付（送金）することができるということ。通過単位はUSDT。

Tether不正疑惑！

CFTC（米商品先物取引委員会）がTetherとBitfinex（ビットフィネックス）に（※）召喚状を出しました。つまり、TetherおよびBitfinexには不正発行の疑惑がかけられているということになります。

Tether社が発行した大量のUSDTがBitfinexに着金したあとにビットコインの価格上昇が起きることが多いという事実から、Tether社とBitfinexが結託してビットコインの価格を自分たちで操作しているのではないかと言うのです。

簡単にいうと、所持資金以上のTetherを発行し、それを使ってBitcoinを買い漁り、ビットコインの価格操作を行っていたのではないかと疑われています。

（※）召喚状：裁判所などの場所に出頭することを証人に命じる令状のこと

Tether不正疑惑はまだ存在する！

他にも不正を疑われていることがあります。まずは「発行したUSDTと同じ額の準備金（USD）が存在しないのではないか」ということ。金額にして3000億円以上をTether社が準備しているという掲示がないために問題となっています。

また、「Tetherを不正発行しBitfinexはTether立てでBitcoinを安値で大量購入していた履歴」も見つかっています。さらに、「Tetherの発行元とBitfinexの幹部陣に同一人物が多い」という事実も、今回の一件に拍車をかけています。

Q&Aコーナー

Q:もしもTetherの不正疑惑が真実ならば、対策は何かありますか？

A:ビットコインを保有しているのならば、イーサリアムに交換しておくことが得策でしょう。

イーサリアムはあらゆるICOで利用されている通貨なので、ビットコインの暴落があったとしても一定以上の大きな需要が存在します。ビットコインの相場変動以上の影響を受けることは、おそらく少ないでしょう。

▽まとめ

Tetherの不正疑惑についてをお届けしました。これが疑惑から確信に変わった場合、ビットコインの価格は更に暴落することは明白でしょう。ほとんどのアルトコインはビットコイン立てで購入されているため、ビットコインが暴落すれば他のアルトコインも同時に暴落することは間違いありません。

今後もこの件に関しては調査を続けていくつもりなので、情報が入り次第すぐにご報告します。これ以上ネガティブな話題はカンベンしてほしいところですね。

しかし、こういったネガティブな件にも関わらずに稼ぎだす人は必ずいます。そんな風に、仮想通貨の世界をもっと楽しんでいってください。そしてどうせ楽しむならしっかりした稼ぎが欲しいところ。そこで、こちらも合わせてチェックしてみてください。

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