LitePay(決済アプリ)のリリースでライトコインが高騰!
BitCoin(ビットコイン)を現実的に使うことが出来る飲食店やATMやなどのインフラがじわじわ整ってきている仮想通貨業界ですが、2018年2月現在で、仮想通貨の決済手段が整備されてきているとは到底言えません。
ビットコインやLiteCoin(ライトコイン)などの主要な仮想通貨は、一般的な決済手段として使えるようになった時の利便性(使い勝手の良さ)を期待されて投資されている訳ですから、逆に言えば、使える場所が増えた時に真価を発揮する事が出来ると言えます。
そんな状況下で昨日2月26日に、ライトコインの普及を高めるために、ライトコインによる決済サービスLitePayがリリースされ、Twitterでの公式アナウンスがあったあとにライトコインの価格が約190%上昇しました。
今回の記事では、リリースされたばかりのLitePayと、ライトコインという通貨について、特徴や実用性・利便性について解説していきたいと思います。
Contents
LitePayがリリースされた事の魅力とは
ライトコインの決済に使えるLitePayは、そもそも今回何故リリースされる事になったのでしょうか。ライトコインの実用性からご説明します。
ライトコインはそもそも何か?
ビットコインはここ数年で、取引データが増えてしまいすぎることやマイニングのハードルの高さに起因した問題など、様々な問題が出て来る事になりました。
こういったビットコインのデメリットや問題に対して、ライトコインは、ビットコインのデメリット/問題点を改善してもっと使いやすい通貨になる事を目指して開発された仮想通貨なんです。
具体的には、
・通貨の決済速度を早めることができ、それに伴って決済手数料を削減出来る。
・マイニングへのハードルをより簡単にする事で、51%攻撃(※1)を防ぐことができる。
・SegWit(※2)という機能を導入する事で、データの肥大化を防げる。
※1:取引データの承認処理権限を51%以上所有することで、データを改ざんする事が出来てしまう。
※2:一部のデータを外部で紐付けて管理する事でデータを軽くすることが出来る。
などです。
このように、ビットコインよりも遥かに実用的な通貨になるよう作られました。汎用性や実用性があればあるほど使う人は増えていきますが、仮想通貨市場自体が発展する為の要因が一つ増えたと言っても言い過ぎではないのではないでしょうか。
ビットコインも同様のサービスをリリース済み、だけど…
実はLitePayより先に、仮想通貨での決済するためのサービスとして「BitPay」というサービスがリリースされています。これは名前の通り、ビットコインを決済する為に使うことが出来るサービスです。
先程も紹介したとおり、ビットコインはこれまでに多くの取引を繰り返し、ビットコインのブロック自体に決済情報が書き込まれすぎた事で、取引データが肥大化し、決済処理を行うための時間が長くなり、それに伴って手数料も高くなってしまったというデメリットが問題になっています。
つまり実質的に、ビットコイン自体の実用性がほぼなくなってしまいBitPay自体も使われなくなってしまっている状況のようです。
LitePayの特徴とメリット
ビットコインの決済が出来るBitPayに対して、ライトコインの決済が出来るLitePayは決済スピードが比較的早く、なんとビットコインの4倍で処理されるというメリットがあります。決済スピードの早さは手数料と比例しますが、LitePayの手数料率はなんとBitPayの1/5程度にまで抑えられています。
さらにLitePayでは「ライトニングネットワーク」という技術を使用して、ブロックチェーンを利用しない通貨の取引にも成功しているので、ビットコインのようにブロックの情報量が増えることがありません。これによって決済スピードも遅くなる可能性は下がり、決済手数料の大幅な上昇を防げます。
つまり、今後の実社会での実用化や発展性を考えると、BitPayよりもLitePayに軍配が上がっているという事ですね。
LitePayの使い方
次に決済の流れや具体的な決済方法を説明していきます。
まずライトコイン所有者は、Visa対応のLitePayカードを使用する事で、ライトコインをドルに変換する事が出来ます。Visa対応なので、全てのATMやVisaの支払いで利用することが出来るのです。仕組みとしてはデビットカードと同じような感じですね。方法はたったこれだけです。簡単ですよね!
これまで説明してきたとおり、LitePayは決済スピードと手数料、使いやすさを兼ね揃えているので、いよいよ仮想通貨の現実的な利用が普及していくのではないかと期待されています。
発表前にライトコインが190%高騰!一体何が??
2月6日時点で122円だったライトコインが、21日に価格が急高騰し、価格が238円にまで上昇しました。今回のLitePay発表タイミングも相まった可能性はありますが、実はその他にも理由があります。
Paypalでも使えるLitePalも発表か?
LitePayが発表されたばかりではありますが、Litecoinの創始者であり、元Google、CoinbaseのエンジニアであるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏がPaypalでも決済可能なLitePalも導入する見込みであることを発表しています。
全体的に見て、実用化に向けた動きをしている通貨がどれだけあるのか非常にわかりにくい状況ですが、やはり影響力のある人間が大手と連携しながら着実に開発を進めているのはとても心強いですね。
また、Charlie Lee氏がLitePalのアップデート情報(下記のツイート)をリツイートした事も、時価総額が増えた事の要因として考えられるでしょう。
Information packed post on our progress, new updates and more. https://t.co/lwqXhKMpca
— LitePal (@LitePalOfficial) 2018年2月14日
ライトコインキャッシュのハードフォークも相まって価格が急高騰!
ライトコインの価格が急高騰したのには他にも理由があります。それは、LitePayの導入発表後にライトコインキャッシュというライトコインのハードフォーク通貨が発行された事です。
ハードフォークが発表されたのが12日でしたが、発表時には1LTCにつき10トークンを受け取る事が出来たようで、その情報も含めてその後メディアに取り上げられた事で大きく価格が上がった可能性がありますね。
発行枚数は8億4000万枚となっていて、ライトコイン自体の普及性を踏まえた上で発行されているようですが、実際にはチャーリー・リー氏とライトコインキャッシュの関連性は無いそうです。
Q&A
Q:LitePayカードはどうやってゲットできますか??
A:こちらのサイトからメールを送る事でカードの申請が出来ます。
公式サイト:https://www.litepay.us/
日本語には対応していないので日本国内での普及はまだまだ時間がかかりそうですが、普及への第一歩としては大きな前進をしたと言えるのではないでしょうか。
まとめ
現状の日本の法律では、仮想通貨の法律がまだしっかりと整っておらず、取引所で利益を確定した時点でその時点での利益確定分に対しての税金が発生するという流れになっているので、LinePayを利用する場合は税金の処理/届けについての問題が出てきます。
恐らくですが、現状では仮想通貨を何かの商品に交換した場合、その時点で利用した仮想通貨の価格が課税対象になるという話なので、確定申告がややこしくなる事で利用者の拡大が制限されてしまうかもしれません。
ただし今後は金融機関でも暗号通貨自体が導入されることが検討されているので、法整備についてはそのタイミングで何かしらの変化があるかしれませんね。
今回のライトコインの高騰のように、いかに素早く手に入れるかが重要な仮想通貨投資ですが、実は仮想通貨の最新情報を手に入れられる情報公開所があります。情報自体は無料で受け取る事が出来るので、是非Line@に登録して情報をゲットしてください!
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