IOTAコインとは？「モノのインターネット」時代が本格到来！

仮想通貨の世界で話題を集めている、IOTAコインについて解説します。IOTAコインはICO（新規仮想通貨公開）当時は時価総額約3億円でしたが、「Bitfinex（ビットフィネックス）」に上場すると500倍の約1,600億円にまで成長しました。

IOTAコインはそもそも何か？どんな特徴を持っているのかを理解していきましょう。

IOTAコインとは？

IOTAコインは、2016年に開発され、2017年に上場した「モノのインターネット（通称：IOT）」上でやり取りすることを想定して設計された仮想通貨です。世界中には2,000種類以上の仮想通貨が発行されていますが、ただの支払い手段ではなく、支払いに目的別の機能を付与したものが多く存在しています。

例えばイーサリアムであれば「スマートコンストラクト」という技術により、支払い行為に契約書を付与する概念があります。IOTAコインは、スマートフォンから自宅のエアコンに電源を入れると、電気代が自動的にIOTAコインで支払われるイメージを持ってください。

現状ですと「IOT」関連製品を使う際は、多くの事務手続きやコストがかかりますが、IOTAコインを使えば無駄な手数料が全てなくなります。つまり、インターネット上の情報を常に獲得できるという訳です。今後発展が著しい「IOT」のコストが削減されるので、世界中から大きな注目を集めているのです。

▽IOTAコインが私たちの生活を変える！

「IOT」の実用化で著しく伸びているのが、「赤ちゃんや介護者の安全を守る製品」です。例えばセンサーを使って、赤ちゃんの健康状態をリアルタイムに読み取れる製品があるとしましょう。赤ちゃんの体調に何か異変があったら、スマホアプリに自動的に通知がきます。

アプリに通知されれば親はすぐに状況がわかり、赤ちゃんの元に駆けつけることができます。「IOT」があれば私たちの暮らしはより豊かになります。IOTAコインは将来性抜群の仮想通貨と断言できるでしょう。

IOTAコインの技術の結晶とは？

一般的に仮想通貨の取引は、「ここからここへ送金」というように、指示を認証してブロックチェーンに記載するマイニングという処理が行われます。この作業は多くのコンピューターに分散処理を行わせる必要があるため、手数料がかかってしまいます。

IOTAコインでは、ブロックチェーンを使用せず、代わりに「Tangle」という独自の技術を使用しています。独自の技術「Tangle」こそが、IOTAコインに注目が集まっている理由なのです。それでは「Tangle」の知識について覚えていきましょう。

▽IOTAコインの「Tangle」について

「IOT」は防犯カメラや家電などで実用化が進んでいますが、セキリティ面やコストで技術的に困難だと言われてきました。

まず、セキュリティ面ですが、あらゆるものがインターネットで繋がればハッキングのリスクが増えます。次にコスト面ですが、「IOT」デバイス同士でデータをやり取りするので、通信コストがかかってしまいます。この二つの問題を解決するのがIOTAコインの独自技術「Tangle」です。

一般的なブロックチェーン技術が全員参加型で行うことに対して、「Tangle」は独自のアルゴリズムで処理に参加するコンピューターを抽出して処理を行います。

ブロックチェーンに似た動きをする構造により処理を行わせつつ、ブロックを使わない形、独自の技術でトランザクションの手数料を無料にしています。さらに、ブロックチェーンと同様に不可逆的な処理のため、セキュリティの安全性も担保されているのです。

▽IOTAコインとセキリュティの関係性について

「IOT」においてセキリュティは切っても切り離せない存在です。もしインターネットを経由してガスコンロが勝手に操作されたり、車の操縦が乗っ取られてしまったら、大変なことになってしまいます。「Tangle」という鉄壁のセキリュティがあるからこそ、安心して「IOT」を使えるのです。

Q&Aコーナー

Q：IOTAコインはどこの取引所で購入できるのでしょうか。

A：「Bitfinex」のみです。

現時点で日本でIOTAコインを購入できるところはありません。海外ならば「Bitfinex」で購入することが可能です。ただ、国内の取引所でビットコインを購入して、送金する作業が必要となってきます。

▽まとめ

今後「IOT」を取り入れた家電などはますます普及していく見込みです。それを追うようにIOTAコインはさらなる躍進を遂げていくので、「IOT」関連のニュースは定期的にチェックする癖をつけてください。

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