FXは難しい？勝つ為に必要な心構えとは！

2017/09/20 2018/05/07 FX テクニック FX 富田敦
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「通貨の取引」という初心者の方でも比較的理解しやすいテーマでもあり、口座開設と資金調達のみで始められるので手を出しやすいFX。しかし、必ずしも「とっつきやすい」＝「簡単に儲かる」という訳ではありません。そこまでには、いくつかの関門があります。

今回は経験者でも疎かにしているポイントを「4つ」分かりやすくご紹介いたします。経験者の方も今一度心に留めておいていいかもしれません。

Contents

FXで難しいとされる2つの「コントロール」とは？

ここにFXの難しさが凝縮されています。ひとつずつご説明します。

FXの場合にはその高いレバレッジを利用し、手持ち資金の何倍もの取引を行うことが出来ます。投資効率という点では大きなメリットなのですが、このリスクコントロールを適切に行わないといつの間にか投資資金を全て失ってしまいます。

非常にありがちなのが「利益は早めに確保し、損失はダラダラと先延ばしにする」というもの。気持ちは分からなくもないですが、結局取り返しのつかないレベルまでになっていたというのはよくある話。

FXに限らず、投資全般の基本理念とも言える「損小利大」（損を小さく、利益を大きく）という考え方の真逆の状態に陥っているのです。これでは儲けなんて出るわけがありません。

自分の読み通りにチャートが動き大きな利益を得た時、興奮状態になりますよね。「もっと儲けが欲しい！まだいけるはず！」と。

また、自己資金に余裕がない状態でチャートが予想に反した動きをしてしまい、どんどん目減りする口座を目の当たりにすると冷静でいられなくなりますよね。「絶対取り返してやる！」と。こうなると自ずと判断も鈍ってきます。

これらの状態が非常に危険です。

判断力が低下していると少しでも思うならば、落ち着くまでFXに触れないでいましょう。感情的にならない、言い換えるならば機械的な取引こそが勝つ為に必要な心構えと言えるでしょう。

FXでは正直なところマグレでも勝ててしまいます。これはもう目隠ししながらクリックしているようなものなんですが、不幸なことに初心者にとっては実力で手に入れたということになります。これでは次に繋がりません。

当てずっぽうで動きくのでは無く、自分を律するルールを作り、それに沿って動くことが大事なのです。

例：「3回勝ったら取引をそれ以上しない」「逆張りはしない」「翌日への持ち越しはしない」等

ルール作りにルールはありません。自分に合ったルールを見つけて構築することが勝ちへと繋がります。また、「負けパターン」も同時に知ることが出来るとさらに強みとなります。誰しも負けたトレードを振り返るのは嫌でしょうが、優秀な人ほど失敗から学んでいます。

なぜか「クリック1つで儲かるんでしょう？」「上がるか下がるか当てるだけだから」と言って知識を深めようとしない人が多くいます。なぜ勝ったのか、なぜ負けたのか。分からないまま続けると身を滅ぼすのも時間の問題なのに、目を瞑っているのです。

断言します。勉強は必要です。最初はなんとなく出来そうな気がするものです。しかしながら現実はそんなに簡単なものではありません。勉強することで徐々に理解が深まり、知識が定着していくのです。予習復習が大事ということですね。

「所詮は副業」などと考えていたら専業トレーダーに鼻で笑われてしまいます。ただ、アメリカで世界1のトレーダーと言われた人でもトランプ大統領の選挙で約13億の損失を出したと報道されているほど。FXの世界は、それほど難しく奥深いものなのです。

今回ご説明した4つのポイント。まとめると「 真剣に取り組むこと」と言えるでしょう。これがシンプルかつ一番難しいのです。おろそかにしている部分があれば、自分に問いかけてみる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

Ａ：ルールの最適化は随時行ってください。

例えば、勤務時間の変更で生活リズムに変化が起きた時や、決めたルールをある程度こなししっかり経験値が溜まった時などに改めてルールを見直す、というのはとても大事な作業です。細かい部分にテコ入れして、徐々に儲けが大きくなるルールを構築していくのです。

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