FXの取引の仕組みとは？知識0からのビギナーズガイド！
これからFXを始めようか迷っている方、始める予定のある方は必見！FXの仕組みや専門用語について解説します。一つひとつ理解していきましょう。
Contents
FXの取引の仕組みとは？
FXは海外の通貨を売買して、損益を発生させる取引です。例えば1ドル100円の時に、10万円で1,000ドルを買ったとします。円高で1ドル90円となったら、手持ちの1,000ドルは9万円となり、1万円損します。円安で1ドル110円となったら、手持ちの1,000ドルは11万円となり、1万円得する計算です。
2国の通貨で取引をして、為替レートの差額で儲けます。
通貨ペアについて
2国の通貨の組み合わせのことです。例えばアメリカドルと日本円の組み合わせですと、米ドル／日本円と表示します。FXの取引会社によっては、日本語で表示される場合もあれば、英語で表示される場合もあります。この通貨ペアは適当に並べている訳ではなく、通貨ペアの左側を主軸通貨と呼び、通貨の右側を決済通貨と呼んでいます。
為替レートについて
為替レートとは二国間の通貨を取引する際の割合のことです。
私たちの身近にあるオレンジを例にしてみましょう。オレンジは大量に獲れる果物で、いつスーパーにいっても並んでいるとします。価格も安いですよね。もし主要輸入先のアメリカで不作が続いたらオレンジが獲れなくなり、価格が上がります。実は為替レートも同じことが言えるのです。
通貨の値段は買いたい人が多くなれば、価格が上がります。逆に売りたい人が多くなれば、価格は下がります。為替レートは、該当する国の経済状況や政治の動きによっても変動します。事前に変動の要因を見つけることが、トレードを成功させるコツとも言えるでしょう。
FXを行う時は最新情報をチェックすることを怠らないでください。
金利差（スワップ金利）で利益を得る
FXは通貨を売買するだけが利益獲得の方法ではありません。金利差で利益を得る手段も存在します。例えば、日本の金利が0.1%でオーストラリアの金利が1.5%とします。豪ドル／日本円を買った時、金利差は1.4%なので、豪ドルを保有している時は1.5%の金利が発生します。
必ずしもプラスになるとは限りません。金利がマイナスになる場合もあり、その時は支払いが発生します。日本の銀行に資産を預けると金利は0.01%〜ほどですが、スワップ金利を狙えば効率よく資産が増やせます。
24時間取引できる仕組みとは
FXは24時間取引ができると聞いたことはありませんか？取引の仕組みとしては、世界中のどこかで通貨が売買されているからです。例えば、日本時間の午前4時にニュージーランドのウェリントン市場が開きます。続いて午前9時に東京市場が開きます。
イギリスのロンドン市場が午後17時に開かれ、アメリカのニューヨーク市場は午後22時から開かれます。自分の好きな時間に取引ができるのがFXの魅力です。
証拠金について
証拠金は別名で保証金とも呼ばれます。レバレッジを多用するFXでは、証拠金は取引の重要な要素のひとつです。証拠金の違いについても知っておきましょう。
・取引証拠金
口座開設時に求められる証拠金です。FX取引業者によっては、求められないこともあります。
・必要証拠金
ポジションを持つために必要な証拠金のことです。取引の内容や結果に応じて証拠金残高は増減します。
計算方法は：レート×1万通貨÷レバレッジ倍率
例えばドル円が100円、レバレッジが20倍の場合は「100×1万÷20=5,0000円」が必要証拠金となります。
・有効証拠金
FXの口座にある資産の合計のことをいいます。例えば、あなたが口座に100万円入金した場合、有効証拠金は100万です。その後取引で50万円の利益がでたら、有効証拠金は150万円となります。
レバレッジについて
取引会社に自分のお金を証拠金として預けることで、証拠金の数倍〜数百倍の金額で取引できます。このことをレバレッジと言います。FXが少額資金でも始められるのは、このシステムのお陰ですね。国内は規制がかかっており、レバレッジは最大25倍です。
海外はレバレッジの規制が緩く、800倍のレバレッジなども存在しています。海外業者を利用する方が夢がありますが、その分リスクも大きいです。
ロスカット（損切り）について
FXにおいては、損が大きくなりすぎた場合に、自動的に行われる強制決済のことです。ロスカットの基準は取引業者によって異なり、30%、40%、50%とロスカットラインを設定できるところもあります。
先に説明したレバレッジは、資金が少なくても高額取引できる便利なものですが、レバレッジを使って損失が出た場合は、証拠金が全部吹き飛び、借金が発生する恐れもあります。ロスカットは資産を守る砦と言える存在です。
FXの取引は業者選びも重要！
FXは業者に口座を開設することで取引ができます。国内・海外問わずさまざまな業者が存在しており、手数料無料・オンラインセミナーなど、多種多彩な特徴があります。まずFX初心者が業者を選ぶべきポイントは、カスタマーサービスです。為替相場は24時間動いているので、深夜に取引することも考えられます。
夜間も電話サービスに対応しているところなら安心でしょう。もうひとつは、通貨単位がチェックポイントとなります。通常FXは1万通貨単位で行うのが普通ですが、業者によっては千通貨単位を採用しているところもあります。リターンも10分の1ですが、リスクも10分の1になり、退場する危険性が減ります。
すぐに取引をするのは危険！
口座開設をしたら急いで取引をしたくなるものです。レバレッジを使って即退場という話もよくあるので、実践の前に必ずデモトレードで練習をしておいてください。デモトレードで練習を積んだら、少額取引からはじめ、FXの取引に慣れていきましょう。
焦りは負けに繋がります。常に冷静な取引を心がけてください。
Q&Aコーナー
Q：FXで取引したいです。未成年なのですが、口座開設できるのでしょうか？
A：業者によっては可です。
FXで口座開設する時は審査に通らなくてはいけません。20歳以上〜と指定している業者もあれば、18歳未満はOK（親権者の同意が必要）な業者もあります。基本的にどこのFX取引業者でも未成年は審査に通りにくい傾向があります。一度や二度弾かれたからといって再審査してはいけないというルールはありません。
何度も審査の依頼をして、口座開設を目指してください。
FXで勝ち組になりたい方必見！
FXで勝つためには本当に実力のあるトレーダーから手法を学ぶのが近道です。
そして目指すべきは「勝ち組」になることですので勝ち続けることが最も重要です。
そのためには常に「有利な状況」で取引を行い続けることが必須。
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