FXのチャートの読み方とは?初心者は縦軸から覚えよう!
FXのトレードで成功するためには、チャートの読み方を必ず覚える必要があります。次の相場がどのように動くのかを予測できれば、勝率は必然的にアップします。逆にチャートの読み方がわからないと勘に頼ることとなり、勝率が安定しません。
今回はFXのチャートの読み方やトレンドの種類などを基礎から解説していきます。
Contents
FXのチャートの読み方とは?
MT4やFX取引業者のチャート画面を開いても、初心者は何がなんだかわからないと思います。まず、縦軸と横軸について解説していきましょう。
▽縦軸と横軸について
右側の縦軸の数字は現在の為替レートを表します。例えば、ドル円チャートを表示している時に、112.030のラインに相場があったら、1ドル112円30銭という意味です。横軸は現在の時間を表示していおり、左が過去チャート、右にいくほど現在(最新)のチャートになります。
横軸と縦軸の間にあるチャート画面に、値動きが表現されているのです。
▽時間軸について
チャートには時間軸というものがあります。これは値動きを一定の間隔で区切ってグラフ化したチャートです。
【時間足の一例】
- 1分足
- 5分足
- 15分足
- 30分足
- 1時間足
- 4時間足
- 日足
- 週足
- 月足
ローソク足でいうと、ローソク足ひとつの期間を表します。
【例】
- 1分足:ローソク足ひとつが1分間の値動きを表す
- 30分足:ローソク足ひとつが30分間の値動きを表す
- 1時間足:ローソク足ひとつが1時間の値動きを表す
1分足、5分足など短い足は細かい値動きを知ることができますが、長期的な動きを分析するのは苦手です。そのため、スキャルピングやデイトレードなどの短期取引の分析に向いています。
日足、週足、月足なら、長期的な相場の値動きを知ることができますが、細かい値動きを把握できません。そのため、スイングトレードやポジショントレードなどの中・長期取引に向いています。
【1分足】
【30分足】
最新チャートで1分足と30分足をそれぞれ表示してみました。チャートが全く異なることがわかると思います。自分のトレードスタイルに合わせて時間軸を変えていきましょう。
FXのチャートの読み方/トレンドについて
為替レートは日々変動しており、ある程度の流れがあります。この値動きのことをトレンドと言います。トレンドには上昇トレンド、下降トレンド、レンジ(横ばい)の3つがあるので、必ず覚えておきましょう。
一度相場に流れが生まれると、次の流れが出でくるまでは、流れが続きやすいです。トレンドの流れに乗って取引することが、FXで利益を得るポイントと言えます。
【上昇トレンド】
値上がりを示す陽線が何本も続けて出現した時は上昇トレンドです。買いを中心に取引を進めてください。
【下降トレンド】
基本的に陰線が何本も続く時は下降トレンドとなります。売りを中心に取引を進めてください。
【レンジ(横ばい)】
相場上の売りと買いが均衡となり、一定の値幅にて上下を繰り返している相場です。レンジ相場が長く続いた場合は、投資家の資金も大量にレンジに溜まるので、レンジブレイクを起こしやすいです。
▽まとめ
FXではチャートが読めて、その先の動きを予測できたら、トレードを優位に進めることができます。今回ご紹介したチャートの読み方は基本となるものです。今後は必ず必要となるので、積極的に学ぶ姿勢を持ってください。
Q&Aコーナー
Q:FXのチャートの読み方が上手くなりたいです。何かいい練習方法はありますか?
A:デモトレードで反復練習をしてください。
各FX取引業者には、自社のシステム操作になれてもらうためにデモトレードを搭載しています。仮想通貨を使って取引できるので、MT4とあわせて使ってみましょう。
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チャートの読み方が上手になるためには、要点を押さえた後、繰り返し練習あるのみです。
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