coincheck復活の予兆!3月8日の記者会見を総まとめ!
coincheckでのbitcoinの日本円出金が出来る様になりましたが、通貨の移動が出来ない状態で、困っている方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、coincheck復活の予兆を伺わせる変化と、復活に向けた3月8日の記者会見の内容をまとめてご紹介していきます!
Contents
coincheck復活の予兆が!?
今回の会見では具体的にCoincheckでの仮想通貨取引再開の日程などについての話は開示されませんでしたが、復活の予兆が見え始めた事でTwitterなどでは仮想通貨取引を再開するのではないかという話題で盛り上がっています。
さてその復活の予兆を匂わせている原因を4つ知ることが出来たのでピックアップしてご紹介します!
①coincheckアプリのアップデート
先日、機能改善やセキュリティ向上、一部インターフェースの改善などのアップデートが行われましたが、これは取引再開に向けたセキュリティ対策を行っている事の裏付けと言えるのではないでしょうか。
②住所確認の再開
ここにきて住所確認ハガキが届きはじめたという報告が上がっており、coincheckk内での事務ルーティン業務が再開された事がわかりますね。
③確定申告サポートツールの公開
coincheckのサイト上で、損益計算の出力などが行える確定申告サポートツールが公開されました。セキュリティ対策を優先して貰いたい所ですが、coincheckは特に出力項目が多いようで、外部のサポートツールでは確定申告がしにくいようなので、coincheckユーザーには有り難い話かもしれませんね。
④返金提訴の増加
以前は個人と法人あわせて7人がCoincheckに対して返金を求める訴訟が行われていましたが、今回は132人に急増しています。賠償となってしまえば補償ができなくなる可能性もあるため、coincheckにとっては早急なサービス再開が急務となっているといえますね。
Coincheck復活なるか!?記者会見総まとめ!
昨日3月9日に公開されたCoincheckの記者会見について、新しく確認出来た情報とCoincheckで対応済みの内容について紹介します。
今回のNEM流出事件について
金融庁からの指摘の対策に対して
・2017年12月からユーザーが急増した事で管理体制が追いついていなかったとの事。
今回起こった最大の原因は何か
システム管理部門など主にシステムに関する部分での人員が不足していたことが原因で、
求人で人員の確保を行うも集まらなかった事が今回の流出の一因だとの事。
ハッカーが潜入するためのマルウェアの感染経路について
・従業員に対して、coincheckに向けた内容の無差別なフィッシングメール経由での感染との事。これは以前韓国やその他アジア近隣国などでも行われた方法ですね。韓国の報道によると、これは北朝鮮で行われていると報道がされています。
複数の社員がメールを開封したらしく、これは在宅勤務用のPCにマルウェア感染していた模様です。既に何処から送られたかの判明はしているようですが、今回の記者会見では捜査の関係上開示されませんでした。
NEMを管理していたサーバーについて
秘密鍵は従業員側のサーバーでなく、NEMのサーバーに保管されていたとの事。
コインチェックのビジネスモデルについて
コインチェックは2つの形式のビジネスモデルを採用している。
①取引所:顧客同士での通貨の売買。(80%)
②販売所:顧客がCCから売買を行う。(20%)
通貨を他取引所に販売し、スプレッドで利益を獲得。
今後の対応方針について
NEMの保障について
・NEM補償専門窓口を設置。
・返金については3月12日の週を目処にCoincheckのホームページ上で告知を行う予定との事。
今回の騒動後の返金額について
今回の騒動の後、現時点で日本円で600億を返金済みとの事。
顧客口座は別管理されていた為、こちらの返済については問題は無いが、ユーザー数の減少が懸念される。
今後取り扱う仮想通貨について
サービス再開後の取扱通貨については通貨毎のリスクを洗い出してから決定するとのこと。
資本増加の今後の方針について
大手企業の傘下に入り、顧客保護を優先する事も考えているとのこと。
セキュリティやシステムなどの改善点は??
ここからはセキュリティやシステムなどの具体的な改善点についてです。
ネットワークについての対策
・外部の専門家と新たなパソコンの準備・今後のサービスに関するネットワークを準備中
・ネットワークの再構築を実施
・新しいネットワークは、外部ネットワークから接続する場合に、入り口部分で不審なアクセスを阻止する。
サイバー攻撃時の監視設備
・サーバーの再構築を実施。
・新たな端末を購入し、端末セキュリティを徹底強化
・セキュリティの監視体制・社内モニタリング強化について金融セキュリティを得意とする外部企業に依頼。
・サービス再開に向けたコールドウォレットの準備
システム管理体制
・セキュリティ責任者を金融機関出身者から任命。
・セキュリティ上のリスクの洗い出しから、リスク対策の優先度を決定する部門としてシステムリスク委員会を設置。
こちらは既に任命と設置は完了済みとの事でした。
内部管理体制の強化
・内部体制の強化と共に内部規定(コンプライアンス)を見直し。
経営管理体制の強化
・お客様資産保護を中心にした抜本的な経営体制の見直し。
Q&A
Q:Coincheckに通貨を入れているけど、移動させた方がいいの?
A:無理に移動させる必要はありませんが、心配であればコールドウォレットに移動させておいたほうが良いでしょう。
スプレッド的にはユーザーが少なくなっている現状ではコインチェックのスプレッドはかなり低くなっているので、小口のエントリーをするには有利かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?なかなか動きの見えづらいcoincheckですが、今後の経営のために慎重になっているとも受け取れます。また、経営陣も前向きに取り組もうとしている姿勢があるのは確かですので、あまり悲観的にならず今後の動向を見守っていきましょう!
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