coincheckがNEM(ネム)を空売りしていた可能性が浮上!
騒動の渦中のcoincheck(コインチェック)ですが、また新たな疑惑が浮上してきました。なんとcoincheckがNEM(通貨の単価の呼び名はXEM-ゼム-)を空売りしていた可能性が浮上しているのです。状況証拠からするとほぼ間違いないといえる状況なので、これが本当であれば詐欺罪に問われる可能性まであります。
今回は、騒動の内容をしっかりと振り返りつつ真相に迫っていきたいと思います。
Contents
騒動の内容を振り返る
仮想通貨取引所であるcoincheckから約580億円分のXEM (NEMの通貨単位)が流出し、過去最大の被害として大きな話題となりました。XEMだけはホットウォレットという、インターネット接続されたウォレットに管理されていたため、非常にハッキングしやすい危険な状態だったのが主な原因と言われています。
事件当日の記者会見では「他に優先すべき事があり、実装に手をつけられなかった」と報告していますが、実装前にNEMの取り扱いをしていた事を考えると、セキュリティの対策をしっかりしていなかったという認識をされても仕方ありません。
販売開始時にNEMを保有していなかった可能性が浮上!
coincheckのアナウンスでは、2017年4月19日からNEM、Litecoin、DASHの取扱を開始しています。これは公式Twitterにも証拠として残っている内容です。しかし、今回の流出の一件を受けて調査が進んだ結果、初めてcoincheckにNEMが流入したのは正確には2017年6月12日のようなのです。
また、coincheckはNEMを海外の取引所Poloniexから仕入れています。このPoloniexのアドレスからcoincheckへのトランザクションの履歴はこの日が初めてということになります。
NEMはそもそも無かった?
上記のことで可能性として考えられるのは、3パターンあります。
- NEMを保有はしていたが、Poloniexのウォレットに入ったままになっていた
- そもそもNEMを資産として保有していなかった
- 情報公開されているウォレット以外での取引があった
いずれにせよ間違いないのは、発売から2ヶ月弱の間coincheckからユーザーへNEMは渡っていなかったということになるのです。簡単に言うと、持ってもいないものを販売して利益を得ていたか、もしくは、お金は受け取ったが商品の納品がされていなかったということです。
もしも3番ならば、金融庁への届け出分以外の裏帳簿が存在していたことになります。どのパターンでもcoincheckとしては嬉しくない事実になります。
Q&Aコーナー
Q:今回の一件でもしcoincheckが破産すると、他のコインはどうなりますか?
A:破産すると他のコインも消滅します。
問題はcoincheckが決済アプリの提供や電気のサービスを行っているので、破産するとこれらにも影響が出ます。一部店舗や実生活での影響が考えられるので、破産ではない方向に動いてくれるのを祈る他ありません。
▽まとめ
coincheckがNEMを空売りしていた可能性についてお届けしました。
今後、安心して本当の意味での自己責任で仮想通貨の保管をするには、取引所ではなく自分の手元で保管することをオススメします。長期保有であればペーパーウォレット、投資を頻繁に行うようであればハードウェアウォレットがオススメです。
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