ブレグジット は FX にどのように 影響 する!?イギリスの通貨 ポンド の及ぼす 影響
2016年6月にイギリスは国民投票を行って、EU離脱を決定しました。
これは「ブレグジット(Brexit)」と呼ばれています。
「Britain+Exit」から生まれた造語です。
ブレグジットが決定したとき、イギリスの通貨は大きく売られました。
イギリスの貿易取引相手は、EU本土ですがブレグジットすると様々な問題が発生し、イギリス経済にも深刻な影響が出ると予想されています。
この記事では、ブレグジットが起こった背景とポンド円の展開、FX市場への影響について解説致します。
ブレグジット が FX 市場に及ぼした 影響
ブレグジットが決定した直後、イギリスの通貨ポンドは大きく売られる結果となりました。
予想外ということもありましたが、EUの後ろ盾を失い、イギリス経済の先行きが見通せないという理由からだと思われます。
EU残留を予想していたトレーダは大きな損失となりましたが、離脱を予想していたトレーダは大きな利益となったことでしょう。
開票結果は以下の通りでした。
- 離脱派51.9%
- 残留派48.1%
ほぼ僅差です。
それぞれの地域の開票が進むたびに相場はお祭り騒ぎのように激しく変動しました。
この項では
- FX市場への影響―ポンド円・ユーロ円
- ブレグジット後はどうなる
について解説をしていきたいと思います。
FX 市場への影響 ポンド円 ・ ユーロ円
ブレグジットが決定した直後ポンド円・ユーロ円は大きく下落しました。
イギリス国内では「EU残留派」が優勢と予想されていましたので、開票結果が明白になるまでは徐々に価格は切りあがっていました。
ところが蓋を開けてみると離脱派が多数だったため、ポンド・ユーロは大きく売られる結果となりました。
ポンド円は、2700PIP(27円)、ユーロ円500PIP(5円)の急落です。
ポンド円は、160円台から130円台前半まで売られてしまいました。
1万通貨保有していたら、1日で27万円分の損益となってしまいます。
こんな大イベントの時に参加するのはとても勇気がいりますが、天国・地獄を分ける日となりました。
イギリスの主な貿易相手はEUですので、もしイギリスがEUを離脱してしまうと関税や人の物品の往来がこれまでのように自由にできなくなる懸念があったからです。
売られすぎになっていましたので買戻しが入りましたがイギリスとEUの交渉内容が発表されるたびにポンドは激しく変動することになっていきます。
ユーロも激しく下落してしまいました。
イギリスの景気が悪くなってしまえば、ユーロの景気にも影響を及ぼします。
加えてイギリスのように、EU離脱を決める国が出てくるとEUそのものが危うくなってしまいます。
実際にEUの政策に反対する政党もEU圏内には多くあり、イギリスに追随しようという国「が今後現れる可能性も否定できません。
このような理由からポンドもユーロも神経質な動きを現在まで続けています。
ブレグジット 後の 影響
イギリスは世界三大FX市場の一つであり、為替取引では最も活発に取引が行われています。
そのイギリスがEUから抜けてしまうとEUの景気にも影響を及ぼすでしょう。
イギリス本土では、工場などが相次いで移転してしまい雇用が少なくなってしまうという現象が発生しています。
工場を移転する理由は、イギリスで製品を作っても商品を販売する国がEUで、関税がかかってしまう可能性があるからです。
関税がかかってしまうイギリスよりもEUで製品を作ったほうが企業にとってはいいですよね。
そのようなわけで相次いでイギリス国内の工場閉鎖などが決まっており、イギリスでは雇用されるところが少なくなりつつあります。
リーマンショックから10年が経過し、世界経済は転換期を迎えています。
イギリス・EUの動きは今後も注視していく必要があるでしょう。
ぜひ日々のニュースをチェックしてみてくださいね。
ジョージソロス の ポンド売り
イギリスの通貨ポンドに注目していきましょう。
ポンドはイギリス国内で流通している通貨です。
ポンドは、他の通貨に比べると非常に変動が激しい通貨として知られています。
ドル円は1年で10円前後の変動幅ですが、ポンド関連通貨は1ヶ月程度で10円前後動くときもあります。
世界の金融機関の中心地であるロンドンでの取引量は世界1位です。
東京市場からロンドン市場に変わる平日の16:30(夏時間:15:30)前後はいきなり取引量が大きくなり、相場が激しく変動します。
1992年「ポンド通貨危機」が起こったことを覚えていらっしゃる方もいるでしょう。
ポンド通貨危機によって、投資家ジョージ・ソロスの名は世界に知れ渡りました。
もしジョージ・ソロスがポンド売りを仕掛けていなければ現在「ポンド」は存在しなかったかもしれません。
イギリスがブレグジットを決定し、合意なき離脱の可能性も高まっています。
イギリス国内では「2度目の国民投票」を呼びかける動きも出ているようですが、簡単にはいかないのが現実です。
今後のブレグジットの進展に注目していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は
- ブレグジットがFX市場に及ぼした影響
- ポンド円の特徴
について説明してきました。
長い間のブレグジット問題も一つ山場を迎えようとしています。
2019年3月にはイギリスがEUを離脱します。
離脱後、為替市場はどのように反応するのでしょうか?
2019年はこれまでと流れが変わる年になるかもしれません。
日々のニュースによく注意して、慎重に取引をするように心がけましょう。
そして勝てる投資家になれるよう努力を続けていきましょう。
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