FX トレーダー を震撼させた アップルショック !その 経緯 と 原因 とは?
2018年11月頃からアメリカハイテク株を中心とした株安が直撃しました。
その主な原因は「アップル株」の下落です。
大幅安となったアメリカ株の影響は、為替相場にも広がりました。
そして、2019年1月2日にアップルは投資家向けの発表で下方修正を発表いたしました。
2019年1月3日の朝、閑散としている為替市場にフラッシュクラッシュが起こりました。
今回はこの「アップルショック」に注目して説明していきたいと思います。
アップルは世界的に有名なアメリカの代表的なIT企業です。
Macコンピューター、iPhone、iPadなど大ヒット商品を生み出し、注目を集めている企業です。
株価はこれまでずっと上昇を続けていましたが、2018年10月頃から風向きが大きく変わりました。
2018年11月、2019年1月3日などアップルによる相場への影響が最近では目立っています。
この記事では
- アップルショックに至った経緯
- 突然の大暴落はいつでも起こる
- まとめ
について説明していきます。
世界的なIT企業アップルを襲う世界経済の状況について考えていきましょう。
Contents
アップルショック に至った経緯
まず最初にアップルショックに至るまでの世界の流れについて説明していきます。
世界的な政治不安と米中貿易戦争の影響か
トランプ大統領が当選した当時から主張していた「貿易赤字問題」。
この標的になっているのが中国です。
そして、中国製品に対し関税をかけることで対抗しています。
このような貿易戦争は、確実にリスクであり、世界経済が急激に減速する引き金となってしまっているのかもしれません。
世界の状況に目を向けてみましょう。
まず、米国と並ぶ金融国イギリスはブレクジット問題で国内が混乱しています。
フランスはマクロン大統領に対する「黄色いベスト運動」が続いています。
中国は国内経済も低迷していますが、これまで推進してきた「一帯一路政策」も頓挫しかけています。
そして、最もリスクなのが「トランプ大統領」です。
選挙期間中の公約を確実に履行しているという点では、並ぶ人はいないと思えます。
しかしながら、国境の壁問題をめぐり政府機関閉鎖が起こっています。
これまでもエルサレム大使館移転、イラン核合意離脱、TPP離脱など次々と自身の政策を推進しています。
政権が不安定であるという最も大きなリスクを抱えています。
中国はアップルの業績に深く関わっているため、米中貿易戦争が長引くことによってアップル株の売却に拍車がかかっています。
アップルの問題を見ていきましょう。
次々と発表するiPhoneですが、年々強気な価格を設定しています。
しかしながら、値段の割には大きな利点が見つからないという意見もあります。
そして、高額な値段ばかりを提示してくるアップルに対し、消費者はどのように行動するのでしょうか。
新しい機種に変えることなく使い続けるという人が増えているというのが現状です。
このような世界的な状況とアップルの販売不振によって、アップルの株価が大きな影響を受けました。
それに伴って、為替市場も大幅下落をしました。
そして、2019年1月2日の取引終了後アップルは販売業績を下方修正しました。
2019年1月3日のフラッシュクラッシュ現象
2019年1月2日の米国株式市場終了後、アップルは業績予測を発表しました。
それは、iPhoneの販売予想が市場予想を大幅に下回るという発表でした。
この発表は投資家に衝撃をもたらしました。
ドル円は109円台から104円台に急落しました。
わずか数分で500PIP近くの下落となりました。
この影響で正月を過ごしていたFXトレーダに衝撃が走りました。
しかし、アップルの業績が悪化しているのというのは目新しいニュースではありません。
既にアップルの業績が不振であるというのは知られていました。
なぜこのような急激な下落が起きたのでしょうか。
アップルショックのような突然の大暴落はいつでも起こる
このアップルショックは何が原因だったのでしょうか。
これほどの急落は、人間によって操作できるものではありません。
このフラッシュクラッシュは、「AI」によるアルゴリズム取引が要因ではないかといわれています。
AIによるアルゴリズム取引
近年AIは急速な進歩を遂げています。
相場の世界でもAIが進出しています。
ディーリングデスクに人がほとんどいないという企業もあるようです。
AIは、プログラムされていることを1000分の1秒単位という「超高速取引」をすることができます。
ニュースのヘッドラインに反応するAIもあるようです。
懸念材料となるニュースが流れると売りを仕掛けてきます。
ヘッジファンドは個人投資家が想像もつかない金額の売りを仕掛けてきます。
正月の閑散期ということもあり、スカスカの状態で大量の売りを仕掛けると価格は急落します。
急落すると大勢の投資家の逆指値(損切り)注文が約定するのでさらに下落に勢いをつけます。
そして、レバレッジをかけていた個人投資家が耐えられなくなり、強制ロスカットが相次ぎます。
また、AIでもブレイクアウトを狙っているプログラムもあり、新規注文を仕掛けてきます。
このような連鎖によってアップルショックが起こってしまいました。
AIはますます存在感を高めており、個人投資家はそうした状況に向き合わなければいけません。
これからもこのようなフラッシュクラッシュは増えていくのではないかと思われます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、
- アップルショックに至った経緯
- 突然の大暴落はいつでも起こる
について説明してきました。
スイスショック、トルコショック、アップルショックなどの突発的な大暴落は今後も間違いなく起こります。
しかもそれはいつ襲ってくるか分かりません。
FXはいつもリスクと隣り合わせです。
そうした大暴落から身を守るためにも命綱である「損切り」設定を徹底しましょう。
そうすることによって必要最小限に損失をとどめることができます。
いつ襲ってくるか分かりませんが、起こる前に備えることはできます。
ぜひこうした大暴落に備えて、大切な資産を守りましょう。
そして、勝てる投資家になれるよう努力をつづけていきましょう。
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