バイナリーオプションで両建てを活躍させる方法！

経験のある投資家ならば、恐らく誰もが聞いたことのある両建て。FX事業者の中には原則禁止にしているところもあるようなのですが、「バイナリーオプションでは使えない」「他の手法のほうが有効」などの意見もよく聞きます。しかし、ふたを開けてみれば、実際のところは違います。

今回は両建てを使ったバイナリーオプション戦略について説明していきたいと思います。

そもそも両建てとは

両建てとは、同一の通貨ペアで一つの判定時刻に対してハイとローの両方を入れる手法のことです。主にFXでリスクヘッジをする際に使われていた、高度なテクニックのひとつとも言われています。

バイナリーオプションでの両建てをする際の注意点

バイナリーオプションで両建てをする際に注意すべき点をいくつかお教えします。

• 同一価格での両建ては意味がない
• できるだけ大きな収益(高ペイアウト倍率)を狙う
• 経済指標が発表される時など、相場が大きく動く時を狙う
• ハイ＆ロー型では意味がない

特に注意してほしいのが、もっとも代表的なハイ＆ロー型では両建ては全く機能しない点。ハイ＆ローのペイアウト率は基本的に1.7〜1.9倍なので、両建てをしてしまうと取引するたびに損失が増えていきます。

ですので、必ずハイ＆ロー型では両建ては使わないようにしてください。

バイナリーオプションで両建てを活躍させるには！

では実際に、バイナリーオプションで両建てが有効に働く2点をお届けいたします。

レンジ型(境界型)での両建て

まずはレンジ型(境界型)の取引。レンジ型は取引時間内に、レートが設定された範囲内に収まるか収まらないかを予想する取引方法になります。ワンタッチ型と同様に、チャートが上がるか下がるかだけではなく動き自体を予想しなくてはいけませんが、その分ペイアウト率が高めに設定されています。

両建ての戦略としては、レンジの上限付近までレートが上がった時に下がるを、レンジの下限付近にレートが下がった時に上がるをそれぞれ購入するのがオススメです。

ワンタッチ型での両建て

もうひとつがワンタッチ型の取引。ワンタッチ型の取引方法は、取引開始時から取引終了時までの定められた時間内に1回でも決められた固定レートに達するか達しないかを予想し、達している場合は配当金を受け取り、達していない場合は投資金が没収されるというもの。

経済指標発表などの上昇か下降どちらかに高い確率でレートが大きく動くと予想できる際に有効と言えるでしょう。また、ワンタッチ型の取引の場合は非常に高いペイアウト倍率を設定されていることが多く、両建てに非常に向いています。

Q＆A

Q：両建てが有効になるのは、ペイアウト率何倍からなんでしょうか？

A：ペイアウト率が2.1倍以上じゃないと機能しない手法です。

両建ての特性上、ペイアウト率は最低でも2.1倍以上は必要になります。ちなみに上記のレンジ型とワンタッチ型は、基本的にペイアウト率が2.1倍以上なので心配いりません。ペイアウト率は業者毎でも違うので、十分に下調べをした状態で取引をしてください。

また、国内のバイナリーオプション業者では制限されたルールもあり、レンジ型やワンタッチ型などの取引方法を採用していません。なので、両建てを使って取引するならば、海外のバイナリーオプション業者を探すのがいいでしょう。

まとめ

バイナリーオプションにおける両建ての有用性についてお届けしました。もともとバイナリーオプションは、一度に大きく儲けるのが難しい投資ですので、ペイアウト率は常に気にするようにしましょう。

そして両建てに限らず、様々なテクニックや手法をこちらでお届けしているのでぜひご覧になってみてください。

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