Binanceがハッキングを受け、ビットコイン大暴落!?噂の真相に迫る!
中国の大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)が3月8日午前2時にハッキングを受けたという噂が広がりました。一体何が起こったのでしょうか?事の顛末から真相までを究明していきましょう!
Binanceがハッキングを受けた…?訳ではない?
当初はBinanceがハッキングを受けたという噂が経ちましたが、実際にハッキングを受けたのはBinanceで提供しているAPI(エーピーアイ)という通信技術を利用した自動売買BOT(ボット)達でした。
Binanceユーザーの方やこれからBinanceの利用を検討されていた方は、Binance自体に問題があった訳ではないので安心してください。
自動売買BOTとは?
仮想通貨だけでなく、FXや株など、為替の影響を受ける金融商品の取引にはシステムトレードという取引方法があります。
システムトレードは、AIで市場を読んだり、過去の値動きの統計を集計した上で、「売り」と「買い」のポイントを見つけて取引する事です。自動売買BOTはこの売りと買いのポイントを自動で判断した上で、自動でエントリーをしてくれます。この自動で売買してくれるツールの事をBOTといいます。
今回のハッキング事件の真相
ハッカーは予めVIA(ヴィア)という仮想通貨を価格の安い時点で大量に購入しておき、BOTのAPIをハッキングしてユーザーにVIAを大量購入させます。
この時点でVIAの価格は大幅に価格が上がり続けますが、BOTを利用しているすべてのユーザーにVIAを購入させ、最高値に達した時点で保有していたVIAを売る事で大きな利益を出していたようです。
確かに通常のハッキングと違い、ハッカーは取引所内では通常通り通貨の売買をするだけで利益を作り出すことが出来るので、スマートと言えばスマート、レートを操作してしまっている点について大胆と言えば大胆な犯行です。
Binanceの驚くべき対応速度!
今回の事件はBinanceの対応が非常に早く、Binance外への出金を停止していたので、ハッカーは盗難(?)した通貨を失い、失ったコインはBinance Charityに寄付される事になりました。
更に今回はBinanceで提供しているAPIという通信技術をハッキングされた為、BinanceのCEOであるCZ氏からAPIの削除方法がシェアされました。
Binanceに設定したAPIの削除方法
APIを設定されていない方は削除する必要はありません。これまで通り安心して取引をすることが出来ますが、APIを設定していて、まだBinanceの使い方が慣れてない方のためにBinanceでのAPIの削除方法もあわせてご紹介します。
①人のマークをクリックして開いたメニューから「Account」をクリック
②左下にあるAPIの項目の右側にある「API Setting」をクリック
③右上に表示される「Delete」ボタンをクリックして、全てのAPIを削除。
④確認のポップアップが表示されるので、「Yes」をクリック
以上となります。
Q&A
Q:Binanceは本当に安全ですか?
A:100%安全だとは言い切れませんが、信頼性はかなり高いです。
もし万が一心配なようであれば、やはり日本国内の業者で尚且つ信頼性の高い業者を使われる事をおすすめします。
僕が一番オススメしたいのは、やはり大手証券会社のゴールドマン・サックス出身者の多いbitFlyerを激推しします。まだ国内に取引所のアカウントを解説していない方は、是非登録しておきましょう!
bitFlyer公式サイト:https://bitflyer.jp?bf=gfvqdjf5″
まとめ
今回のようなニュースが流れるたび、知識の無い人からすると「仮想通貨は危険だ」と安易に勘違いをしてしまう場合があるのも残念です。仮想通貨取引所のハッキングはあっても、仮想通貨がハッキングされた事はこれまで一切ありませんが、そもそも知らない方からしたらわからないですよね。
そんな方のために、Valu cloudでは毎日Line@で新鮮な情報を毎日配信していますので、情報を見逃さないようにLine@に登録してくださいね!