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ディズニーが発行!?仮想通貨「DragonChain」とは何か?

 2018/02/22 仮想通貨
この記事は約 10 分で読めます。 4,658 Views

皆さんはミッキーマウスやドナルドダックはご存知でしょうか?知らない人の方が圧倒的に少ないんじゃないかと思いますが、実は“あの”ディズニーのオフィスで開発された仮想通貨のプロジェクトがあるんです。

その名もDragonChain。今回は元々ディズニーで開発されていたDragonChainという通貨についてご紹介していきます。

ディズニーの仮想通貨DragonChainとはどんな通貨なのか?


DragonChainとは簡単にいうと、イーサリアムを使ったトークンで、DragonChainが開発する事業自体はビジネス用のプラットフォームの開発です。通貨自体の表記はDRGNと表記します。

ディズニーのオフィスで開発されたと言っても、現在は”元”ディズニーの従業員であるグループが立ち上げた非営利団体の「DragonChain Foundation」が代わりにプロジェクトを進めており、現状はかなりビジネスライクな通貨になっているようです。

信頼性の高い通貨なので安定感も抜群?

ディズニーで開発された通貨とは言っても、現状でディズニーという企業が運営管理している訳ではなく「ディズニーランド内の通貨になる」だったり「ディズニー関連の事業で使える通貨になる」といったようなアナウンスはされておらず、2016年時点でディズニー内での開発は中止されています。

にも関わらず、やはりディズニーと関連のある通貨という事で、Inc.やBusiness Insider、はたまたHUFFpostなど大手の経済・ビジネス関連メディアでも紹介された事からも、仮想通貨としての知名度や期待値がかなり高い事が伺えますが、実際にICO自体もすぐに完売してしまったようですね!

DragonChainの事業内容を詳しくチェック!


DragonChainのホワイトペーパーはpdfで確認出来ますが、全て英語で表記されているので、英語が苦手な方のために簡潔に解説していきます!

DragonChainの目標

私たちのビジョンは、ブロックチェーン業界での需要の伸びと予測されていない成長(2024年には7.7億ドル)、アート、ワイン、自動車、法律、デジタルなどの数十億ドル規模の事業を横断してマーケティングなど、バリューチェーンを分散した環境にシフトさせるブロックチェーン機能により、市場の混乱を経験します。ドラゴンチェーンのプラットフォームはこれらのニーズをサポートします。

DragonChainの特徴とメリットは??

サーバーレスシステムとスマートコントラクトと、それらの技術をJAVA、Python、ノード、C#、Goなどの様々なプログラム言語で扱えるようにする事が出来るだけでなく、Amazonやgoogleへの展開やデータの安全確保、決済契約を容易にするライブラリなどを用意しています。

つまり、既存開発言語を使う事が出来るので開発コストを削減出来るだけでなく、ライブラリを使って市場への参加スピードも向上し、更に高いセキュリティに守られた状態で利用出来るので、安価に安心して仮想通貨を利用したサービスを利用出来るようになるという事です。

DragonChainのプロジェクトはどういうところで使われるの?

仮想通貨全般で使われているブロックチェーン技術を、ソフトウェアエンジニアが活用しやすくなるようなサポートをしてくれる。という感じでしょうか。

例えば通販サイトだったりコンビニでの買い物だったりソーシャルゲームでの買い物だったりと、仮想通貨を使ったサービスの開発を抜群に簡単に、安価にしてくれるプラットフォームなのです。BtoB(対企業ビジネス)という事になりますね。

DragonChainは高騰するのか?


DragonChainについて段々わかってきたところで気になるのが、これからDragonChainの値段がどれくらい値上がりするのかという事ですよね。

現時点での通貨の価値と、価格が高騰するであろう要因を踏まえながら、DragonChain自体の投資価値について解説していこうと思います。

今はどれくらいの価値なの?

DragonChainは2018年2月現在の時価総額は476億円程度になっており、2018年の1月9日にはそれまでで過去最高の1DRGN=615円を記録し、現在は200円前後で安定しています。

単純に見た時に価格の下がり幅は3倍以上ですが、ビットコインが約2倍以下の値値下がりなので、単純に値上がりをする場合の増え幅も同様の価格まで上昇する事が期待出来そうですね。

ただしまだ認知も低く全貌も明らかになっていないため、伸び率は更に上昇する事は容易に予想が出来ます。

DragonChainはどこまで伸びる!?

先ほどお伝えした伸び率の高さや、元々開発をしていたのがディズニーのプライベートブランドである事などのバックボーンも高騰の理由の一つとして考えられますが、DragonChainが高騰するであろう根拠はこれだけではありません。

ディズニーという巨大企業が直接関係している訳では無いにもかかわらず、NASDAQにも上場しているCogint.Inc(コジント社)というデータ/マーケティング企業との提携を発表していますが、

NASDAQ上場のお墨付きを果たしている企業と提携が出来ているという時点で、そもそもDragonChainというプロジェクト自体の価値自体が高く評価されていると言えるのではないかと思います。

ロードマップ(事業計画)によるとDragonChainは2018年にプラットフォームが完成(!)する予定のようで、そこからプロモーションなどの活発な事業展開の計画が予定されているので、もしかすると2018年中にかなり伸びる通貨になる可能性もありますね!

 

DragonChainの事業展開予定を簡単に解説!

こちらがDragonChainのロードマップですが、こちらも一つ一つ解説していきます。

2017年10月

-DRGN ICOの立ち上げ

DRGNの起業展開に向けたICOが企画されました。
(※現在は終了しています。)

2017年11月

-内部監査と外部監査によるトークンの配布
-DRAGON ICOプレセール販売

DRGN ICOのむけた監査によるトークン配布と、
ICOのプレセール販売が行われました。
(※現在は終了しています。)

2017年12月

-第2起業プログラムを開始=ICOにてトークン販売

プレセール後初のICO販売を開始。
(※現在は終了しています。)

2018年1月

-第3起業プログラムを開始=ICOにてトークン販売
-スマートコントラクトのプロトコルとAPIを提供
・サポートされているすべての言語の共通API

実質3回目のICO販売を開始。
(※現在は終了しています。)
スマートコントラクトを利用するために必要な、各種言語に対応したAPIを提供。
これによって各種サービスへのスマートコントラクトの導入が容易になります。

2018年2月

-DragonChain Foundationによる、試験的な開発者育成プログラムを開始。
・スマートコントラクト開発のためのワークショップとトレーニング

DragonChain財団が主導になってスマートコントラクト開発のためのワークショップ/授業を行います。これによってスマートコントラクトの開発/利用出来る人材を増やすのが目的です。

2018年3月

-Amazon Web Servicesの商用プラットフォームを提供開始。

これによってAmazonが提供するクラウドサービスを使い、仮想通貨を利用した新しいサービスへの転換スピードがアップします。

2018年4月

-PoWの実用化について発表
・スマートコントラクトライブラリの、通貨とブロックを集約する為のフォーマットを規定。

PoWについてのシステムも導入するようです。
また、スマートコントラクトの利用を容易にする事が出来るライブラリのルール規定を設定します。

2018年5月

-Herokuの商用アドオンを公開
・Herokuアプリケーションの為の技術供給・整備と統合

Herokuというサーバーや、OS、データベースなどのプラットフォームをインターネット越しに使えるようにしてくれるサービスで、要するにアプリケーションの公開を容易にしてくれるサービスの事です。

既存のサービスに対して仮想通貨での決済を容易に出来るアドオンを提供する事で、仮想通貨業界自体の発展に貢献します。

2018年6月

-分析ツールや、インターネット上での取引を可能にするマーケットプレイスの提供

2018年7月

-Dragonchain Foundationによる開発者向けの授業を開始。
・ノード操作と共通の設定パターン
スマートコントラクト開発トレーニング
・マーケットプレイスオンボーディングドキュメント

2018年8月

-市場進出とパートナーシップを促進。
・商用Google Cloud環境
・スマートコントラクト検証ツール

GoogleのGoogle Cloudというウェブアプリケーションへの商用サービスを提供するようです。これにより更に多くのユーザーが仮想通貨を利用出来るマーケット・サービスが大幅に増えるでしょう。

2018年9月

起業プログラムの立ち上げ
・5つのプロジェクト

5つのプロジェクトを新規立ち上げするようです。

2018年10月

商用Microsoft Azure環境

MicrosoftのAzureというクラウドサービスで仮想通貨の利用を可能にするプラットフォームを導入予定のようです。

このように、対個人でサービスの利用者を増やすというよりもプラットフォームを利用する企業を増やして、その企業のサービスの利便性を高めていくことで、そこから多くの手数料を得る機会を増やせる可能性は高いですよね。

そしてAmazonから始まりGoogle、Microsoftと、大手企業への技術提供を続々と予定していますが、今後企業での仮想通貨導入が促進されて、今よりさらに一般層の仮想通貨取引が盛んになれば、DragonChainの価値はウナギ昇りになることが予想できるのではないでしょうか。

その他のDragonChainの情報はここでチェック!


DragonChainについて気になった方は是非公式の情報をチェックしてみてください。全て英語での表記なので、英語が苦手な方には難しく感じるかもしれませんが、ブラウザの翻訳機能で翻訳すれば、ある程度の概要はつかめると思いますよ!

DragonChain公式サイト

Q&A

Q:Dragonchainはどこで購入できますか?

A:DragonchainはKucoin、EtherDeltaで購入できます。(2018年2月時点)
どちらもあまりメジャーな取引所ではありませんが、2018年8月頃から市場促進とパートナーシップが進められる予定になっているので、扱われる取引所自体も増えていくかもしれませんね。

ちなみにKucoinは日本語にも対応しています。

まとめ

いかがでしょうか?ディズニーという触れ込みから入って一見面白そうだなと思いながらしっかり見てみると実はかなり手堅そうな事業展開をしているという有力な仮想通貨です。

事業内容的にも、仮想通貨業界や仮想通貨業界の動きを活発にしてくれる役割を担うようなプラットフォームの開発をしている事からも、未来に投資するという意味でも、価格が高騰する可能性は高いのではないかと思っています。

とは言っても仮想通貨取引はあくまでも投資。結局は自己責任になってしまうので、事業投資的観点で始める場合はしっかりとホワイトペーパーをチェックする癖をつけておくといいかもしれませんね。こんな仮想通貨の最新情報を手に入れられる情報公開所があります。情報自体は無料で受け取る事が出来るので、こちらも是非チェックしてみてください!

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若林 悟

若林 悟

若林 悟(わかばやし さとる)

ニックネーム:バガボンド

毎日何もせずお金に困り過ぎていた時期に出会った一冊のビジネス書に触発され、「働いてお金を稼ぐ」という意識から、「お金を働かせて稼ぐ」という意識に変わるが、働きたくないという意識が強過ぎて、楽して稼ぐための情報に対して敏感になり過ぎてしまっている節がある。

主に最近話題の仮想通貨をはじめ、FXやバイナリーオプションなど投資に関する新鮮な情報に切り込んでお伝えします。

得意分野:バイナリーオプション/FX/仮想通貨/副業/その他

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