イタリアの仮想通貨取引所「BitGrail」で200億円分のNANOが盗難被害!?
仮想通貨では最近ネガティブなニュースが多いですが、あまりに問題が多いので、徐々に騒ぎ立てられる事も少なくなくなってきているんじゃ無いかと思います。
さて、今回もまた一つ大きな事件が発生しました。この記事はイタリアの仮想通貨取引所で200億円分のNANOが盗難された事件についてご紹介していきます。
Contents
BitGrailから200億円分のNANOが盗難された件
BitGrailというイタリアの取引所では、1日に約3億円程度の取引がされており、今回ハッキングされて盗難されたNANO(XRB)という仮想通貨は時価総額ランキング23位のメジャーなアルトコインで、全部で約1700万XRBが盗難されました。日本円で言うと約200億円にも及びます。
事件後のBitGrailは、全通貨の取引を停止している状態のようです。
果たして本当にBitGrailはハッキングされたのか?
今回の事件後、NANOの開発チームはBitGrailからNANOの帳簿を修正するように依頼を受けたものの、その要請を拒否した事を発表しており、NANOの開発チーム的には、BitGrail自体の企業の財務状況が安定していないのにも関わらず、ユーザーやNANOチームに対して誤解をさせていると指摘しています。
現在は法執行機関や警察にて調査が行われていますが、NANOの開発チームは直ぐに情報を提供していると発表。チーム自体はBitGrailに対してかなりの不信感を抱いているようです。
もしこれが本当にハッキングだった場合、同社のCEOによるとnano保有者に対する全額の保証が不可能であるため、取引所自体がサービスを終了せざるを得ない状況なので、状況的にはなんとも判断し難いですよね。
Q&A
Q:NANOってどういう通貨なの?
A:送金手数料が無料・送金スピードが超高速で行える通貨です。
中国の大手仮想通貨取引所である「BINANCE」でも上場された事で大きく名が広まりましたが、NANOの最も特徴的な部分は、ブロックチェーンに変わる技術を利用しているという事です。
通常のブロックチェーンは地点AからB、BからC、CからDというように、ブロックが直線的に並びます。
それに対してNANOで導入されているDAGという技術では、AからDヘの全体的な繋がりはあるものの、AからC、BからDなどのように、連続性の無い構造になっています。
この技術によって、超高速な送金を実現しているようです。
まとめ
まだインターネットの法整備がされていなかったようなインターネット黎明期には、2chの創設者であるひろゆき氏が、匿名で投稿をした人間の代わりに訴えられるという事案が発生したり、トロイの木馬などのウィルスが蔓延したように、インフラや法整備が整うまで問題はつきものです。
このような問題は、世間一般に普及した後に露出してしまうとより深刻な問題に繋がりかねません。仮想通貨の黎明期だからこそ問題とそれに対する対策がどれだけ取れていくのかという部分が、今後の仮想通貨業界の発展につながっていくのでは無いかなと思います。
備えあれば憂いなしです。準備はしっかりしていたほうがより仮想通貨の取引が楽しめるのではないでしょうか。こういう風に、仮想通貨の世界をもっと楽しんでいってください。そしてどうせ仮想通貨取引するなら稼ぎが欲しいところ。そこで、こちらも合わせてチェックしてみてください。
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