仮想通貨取引所コインチェック出金再開と、NEM流出事件の経緯を総まとめ!
2月12日の20時頃に金融庁での監査後の会見が終わり、2018年2月13日からコインチェックが日本円の出金を再開した事で、仮想通貨業界を騒がせていたコインチェック事件がひと段落しそうです。
とは言え、肝心の盗難されてしまったXEM自体は深層ウェブで15%offで販売され、それを日本人が購入した事で事情聴取が行われていたり、韓国も同様の被害を受けた事で、北朝鮮に白羽の矢が立っていたりなど、根本的な解決まではまだ時間がかかりそうです。
さて、今回のコインチェックのNEM流出事件について、まだしっかり把握をできていない人のために、事件をおさらいし、今後の対策や動向についての考察をしていきます。
Contents
コインチェックのNEM流出、何故起こった?
コインチェック事件の発端は、仮想通貨取引所のコインチェックがセキュリティの非常に甘い状態でXEMを管理しており、それによって顧客のXEMがハッキングに遭ってしまった事が原因で不正に送金をされ、XEMが流出してしまいました。
盗まれた時点での時価総額で580億円と言われていますが、大きな原因はマルチシグという多重のセキュリティを利用していなかった事、インターネットの誰にでも接続出来る環境で顧客資産を管理していた事が最大の原因だったようです。
日本以外でもインドや韓国、2月13日にはイタリアの仮想通貨取引所までも何百億単位での被害に遭っている事、韓国では過去に銀行・取引所共に北朝鮮のハッカー集団に攻撃された過去を踏まえて、一連の事件は全て北朝鮮によるものであるという報告をしています。
実際に北朝鮮が犯行を行ったかの実証は取れていませんが、もし犯人が特定したとしても個人での犯行として処理されてしまう可能性は高いですね。
コインチェックからのXEM流出・盗難後の流れ
天才プログラマーみなりん氏によるXEMのタグ付け追跡
今回のXEM盗難事件を受けて、 NEM財団から要請を受けた一人の日本人が有志によって流出したコインの追跡を行います。
このフラグがついたウォレットを凍結するなどの対策が取られれば、犯人が容易に換金できなくなるのではという期待をされましたが、それに対して不特定多数に対して少額を送りつけるという無差別テロが行われてしまい、送金されたNEMそのものが利用価値のないものになってしまいました。
犯人が深層web内でNEMを投げ売り
皆さんが普段google検索やyahoo検索などで見ている情報は表層webと呼ばれていますが、Torという匿名通信システムを使う事で、検索しても出てこないような情報を取得出来るようになります。これを深層webと言い、違法な動画のやりとりや薬物の取引などに使われていると言われています。
今回の犯人はこの深層webにて通常の15%offの価格でXEMを投げ売りしており、日本人がそれを購入し、警察の取り調べを受ける事態にまで発展しました。そして現在も同じような方法で既に取引が繰り返されているのではないかという憶測も飛び交っています。
Q&A
Q:今回のXEM流出の被害を受けないためにはどうすればいいの?
A:信頼性の低い取引所に保管し続けないことです。
自分の資産は自分で守るのは当然ですが、今回のコインチェックの流出だけではなく、世界各国で流出事件は起きています。
盗難などのリスクや危険性がある事が分かっているからこそ、取引所のアカウントには二段階認証を実施し、長期保管が目的であれば取引所のウォレットでなくコールドウォレットを利用するなど、自分自身の資産は自己管理をし、他人の責任にしなくても良いような状態を作っておきましょう。
まとめ
そもそもは不正を行うハッカーが居なければ事件は起こりませんでしたし、ブロックチェーンのセキュリティ技術そのものが破られた訳ではありません。
ですが、今回の価格暴落のように知識の浅い層に対して、仮想通貨に対する不信感が高まり、国内の仮想通貨投資家が一気に減少してしまった事を考えると、非常にもったい無い状況になってしまったのではないかなと思います。
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