バイナリーオプションは原油×為替でひと儲けできる！

バイナリーオプションにおける原油と為替。為替が重要なのは分かりますが、原油にはあまりピンと来ないかもしれません。

今回はバイナリーオプションで勝つために学ぶべき、原油と為替の関係性を解説していきます。

バイナリーオプションにおける原油と為替の関係とは？

原油というのは、掘ったら出てくるガソリン等の原料のこと。様々なものに燃料として使われています。

バイナリーオプションよりFXなどの方が関係性は強いイメージですが、そうとも言えません。

国内バイナリー業者の大手であるIG証券が原油を原資産として取り扱っていたり、海外バイナリーにはロンドン市場のブレントという銘柄があったりと、実はもともと密接な関係なのです。

原油が為替にどういう影響を及ぼすのか

通貨別に原油が及ぼす影響を見てみましょう。今回は原油安の場合として考えていきます。

・円　→　株価の上昇をもたらし、短期的には円安をもたらしやすいでしょう。長期的に考えるとジワジワと円高の圧力となっていきます。

・米ドル　→　原油取引はドルで決済されるのが基本です。つまり原油が売られるということはドルが買われるということなので、ドル高をもたらすという逆相関の関係があります。

・ユーロ　→　原油価格とユーロドルは相関性が高いです。原油安が起きればユーロドルは下がりやすく、原油安の巻き戻しが起こればユーロドルは上がりやすいということです。

・豪ドル　→　原油に連動しやすい鉱物資源が豊富に取れる資源国です。原油の動向と連動した動きをするのが通常です。

原油価格を知るには？

WTI（ウエスト・テキサス・インターミディエート）

正式名称は米国産標準油種価格。夕刊マーケット・投資面の「海外商品先物・現物」に載せています。

ニュース等で「原油価格は52ドル」と言っているのは、ほとんどがこのWTIの値です。

WTIのチャートは価格の動きがわかるので、原油安が続くようならドルが下がると覚えておきましょう。

原油は、2016年まで価格が暴落しているのにも関わらず、OPECが増産を続けていました。

理由としてはアメリカがシェールオイルの採掘技術を向上させたためです。OPECはその危機感から「石油の採掘を増やしてシェールオイルを安くしてやろう」といった動きを始めたのです。

原油価格が下がり、経済が悪化しそうだということでドルの価格も同時に下がりました。そんな厳しい時期を過ぎ、やっとシェールオイル潰しをやめるべく減産に合意しました。

近年では原油価格は上がりつつあります。

シェールオイル：近年になって採掘できるようになったアメリカ産の石油のこと

米EIA週間石油在庫統計

米国の企業が在庫に保有する商業用原油の増減が発表されます。在庫が減るとたいていは需要と供給の法則で原油価格が高くなります。

アメリカでは原油価格が上がるとインフレの原因になります。そしてアメリカが大口の輸出先であるカナダの経済にも影響を及ぼします。原油価格が上がると基本的にはカナダドルも上がります。

OPEC会合

年に数回、主な産油国が会合を開いて原油の生産量を話し合うのがOPEC会合。

実質的には、地球上で最大の産油国であるサウジアラビアが減産をするか、増産をするか、それとも生産量を変更しないかによって原油価格の相場が大きく動くことになります。

• 生産量が増える　→　原油価格が下落する
• 生産量が減少する　→　原油価格が上昇する
• 生産量を変更しない　→　原油価格が横ばいで推移する

この3点を事前に予測して取引をすれば、利益を挙げられる確率が非常に高まるはずです。

まとめ

バイナリーオプションにおける原油と為替についてお送りしました。基本的にはWTIの原油価格と米EIA週間石油統計を見て、価格が今上がっているか下がりつつあるのかをチェックして経済状況を予想します。

原油価格を駆使した取引ができれば、もうワンランク上のトレーダーになれるはずです。ただし、参考にすべき指標の一つにすぎません。こちらでバイナリーの基礎から具体的な攻略方法を解説しています。ぜひ手に入れて、がっつり稼いでください。

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