海外投資とは?海外投資の基礎知識から応用、どんな種類があるのか?
海外投資って言葉は聞くけどよく分からない…
海外投資って難しそう…
このような印象を抱いている方も多いのではないでしょうか。
もしかするとその印象は「海外投資」という言葉に負けて自ら遠ざけているからかもしれません。
海外投資も詳しく調べていけば、理解することは難しくはないはずです。
今回は海外投資について、初心者にも大きな負荷なく理解していけるような文章で海外投資の基本から種類までご紹介させていただきます。
海外投資が気になっている方は、是非読み進めてください。
海外投資とは?
海外投資の意味
投資には「国内投資」と「海外投資」がありますが、海外投資は海外の金融商品を投資目的で購入することを言います。
金融商品については後述いたしますが様々あり、国内だけでなく国外にも金融商品を持つことで日本の経済の変化や様々なリスクに対応することができます。
分かりにくい方は、まずは日本の投資を思い浮かべてみてください。
日本の投資では企業の株式を購入したり、日本の国の土地を購入したり、アパートを経営したりしますよね。
海外投資はこのように日本で行なっていることを海外で行うことを指します。
海外投資の歴史
日本で海外投資が始められたのはなんと1998年で歴史は実は浅いのです。
それ以前は日本がまだまだ発展し続けている環境だったため、海外に投資するのではなく日本に投資をしてほしいという気持ちで法で規制されていたようです。
1998年までは海外への投資をすることはできませんでした。
法が改正されてからは海外の金融商品が買えるようになり、海外投資のメリットも多いこともあることから海外投資を始める投資家が多くいたようです。
海外投資と英語
海外投資に英語は必要か
海外投資というと、英語が話せなければいけないのではないかと感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
英語が話せないから海外投資は無理だな…となんとなく感じてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたらその判断は勿体無い判断かもしれません!
結論を先にお伝えしますと、英語は必ずしも話せなければならない、ということはありません。
英語ができなくても海外投資をすることができるのです。
それではどうやって海外投資を行うかというと「海外不動産投資を仲介する日本の会社を利用する」ことで英語を使わずにい海外投資を行うことができます。
海外投資を仲介している日本の会社であれば、海外投資を専門に行っているので海外投資にも詳しいですし英語力の高い社員の方もいらっしゃいます。
分からないことや聞きたいことがあれば聞いてみて、頼らせていただけば良いのです。
また、海外投資に成功するかどうかというのは英語力が大きくかかっているわけではなく、投資そのものの知識や経験が長けているのかということの方がずっと大事です。
英語の勉強は後回しにして投資の勉強に力を注ぐことの方が優先順位は高いと言えます
英語力が高まるまで海外投資はできない!なんて考えていると、いつまでたっても挑戦できない…なんてことになりかねないので、初めのうちは日本の会社を利用したりしながら海外投資への一歩を歩み出せると良いかもしれませんね。
英語が話せるに越したことはない
とは、言いますが、英語力があってそれが無駄になるということがないのも事実です。
英語力はあった方が選択肢の幅は広がります。
英語を話すことができれば、投資の決断に役立つような知識を現地の人々から聞くことができるかもしれませんし、海外のニュースや新聞から世界の状況を収集することができますよね。
これは海外投資において持っていて損はない情報であり、寧ろ武器にもなります。
意識的に良い選択をするためには情報は必要不可欠です。
また、自分自身で海外で契約する際の契約書に書かれている内容を日本語と同等のレベルで理解することができたら安心ですし、悪い業者に騙されるリスクの軽減にも繋がります。
とは言っても、日本の契約書の内容が日本語で理解することが難しいように、海外の契約書も理解は簡単ではありません。
契約書の内容を理解できるようになるためには相当高度な英語力を要することでしょう。
海外投資をするメリットとリスク回避
海外投資のメリット
海外投資は金融商品の種類が多い
日本は規制の関係で購入できない金融商品が多くあります。
しかし、海外投資では日本では購入できないような金融商品の購入が可能です。
日本では投資できない商品を購入することができるのは大きな魅力の一つですね。
海外投資は利益が高い
日本では、投資で得られた利益に対して約20%の税金を支払わなければなりません。
20%って結構大きいですよね…。
海外投資では税率が低いものも多く、中には税金がかからないものも存在するそうです
税金がほとんどかからない地域のことを「オフショア地域」と言い、手数料も少額で済むため利益のほとんどをそのまま手に入れることができます。
今後高い成長が見込まれるような新興国では経済の発展が著しく、金融商品の利益も高いものが多いです。
「分散投資」でリスク回避
「卵は一つの籠に盛るな」という言葉はご存知ですか?
卵を一つの籠に盛ってそれを落としてしまった時、全ての卵が割れてしまう可能性がありますが、卵を複数の籠に盛ってもしそのうちのどれか1つを落としてしまったとしても、落としてしまった籠に入っている卵以外は割れる危険性がありません。
この言葉は「リスク分散」の重要性を訴えています。
投資でも日本国内の投資だけにしていたら、日本経済がコケてしまったり災害などの影響を受けてしまったりした場合、全ての資産の価値が急激に下がる可能性も無きにしも非ずですが、もしその半分を海外の金融商品などに投資していたらなば、半分の資産は影響を受けずに価値の低下を免れることができます。
海外投資は資産を分散させることができる手段なのです。
海外投資の種類
海外投資には様々な種類がありますが、ここでは比較的初心者向けな海外投資についてご紹介させて頂きます。
海外積立投資
海外積立投資は、”積立”から分かるように長期間の投資を前提とした投資となります。
積み立て期間中は毎月一定額の積み立てを行い、満期となった時点でお金を受け取ることができます。
海外積立投資は、将来の収益の対策として年金や保険として活用している方もいます。
海外投資信託
海外投資信託とは、複数の商品が組み込まれている金融商品で、分散が可能であることが特徴です。
海外投資信託には、不動産投資信託(Real Estate Invesment Trust)や上場投資信託(Exchange-Traded Fund) などがあります。
商品数が豊富にあるのも特徴の一つです。
海外不動産投資
海外不動産投資は、海外の建物や土地などを購入し、それらから利益を獲得する投資のことです。
収益は、アパートなどを貸し出す際の賃貸収入(インカムゲイン)と不動産の価値の変化によって生まれる差額益(キャピタルゲイン)があります。
インカムゲインは入居者がいれば、継続的に安定して収入を得ることが可能です。
海外投資ランキング
海外投資における投資先ランキング
ジャンルは絞らずに海外投資でおすすめな投資先をご紹介します。
- Top Field Japan(不動産)
- FRONTIER CAPITAL (株式)
- 楽天証券(米国ドル建て債券)
海外不動産投資における投資先ランキング
海外不動産投資の投資先として魅力的な国とされているランキングをご紹介します。
- フィリピン
- アメリカ
- オーストラリア
- 英国
- ドイツ
- シンガポール
- カナダ
- 香港
- フランス
- オランダ
- 日本
- 韓国
- ベルギー
- 中国
- マレーシア
- スペイン
- タイ
- インドネシア
- イタリア
- ベトナム
(参考サイト:副業コンシェルジュ 海外不動産投資 魅力度ランキング20)
海外投資の始め方について解説
海外投資を始めようと思っても、始め方が分からなくて前に進めない方も多いのではないでしょうか。
こちらでは順序ごとに解説を加えながらやり方の一例をご紹介させて頂きます。
大きく分けて3ステップです!
是非参考にしてみてください。
IFAの選択
まずはIFAの選択を行います。
IFAとは、「Independent Financial Advisor」の頭文字をとった略称で「独立系ファイナンシャル・アドバイザー」のことを言います。
独立系ファイナンシャル・アドバイザーとは、簡単に言えば顧客である私たちと商品を売っている海外の業者を仲介してくれる業者のことを言います。
その仲介してくれる業者をまず選びましょう。
IFAは必要な手続きなども代わりに行ってくれます。
商品の選択
IFAの選択を終えたら、次は商品の選択を行います。
どの地域のものにするのか、保険にするのか投資信託にするのか、商品の数は山ほどあります。
どの商品を選べば良いのか分からない…となりそうですが、そこは仲介先として選んだIFAの方に相談しながら自分に合った商品を探していけると良いですね。
投資額の決定
商品を決めたら、次は投資額を決めます。
投資額はどのような商品にするのかにもよりますが、少額から始められるものもあります。
1ヶ月に5万円以下の投資から始めることも可能です。
投資額を決める際には、自分が破産しないようにということだけは十分に気をつけましょう。
高金利に魅力を感じて、思わず大金を投資してしまった!ということのないように感情の管理はしっかりとしておくべきです。
投資は余剰資金で、というのが鉄則です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、海外投資に関する以下のようなことをご説明させて頂きました。
- 海外投資とは、利益獲得目的で海外の金融商品を購入すること。
- 1998年の法改正から海外投資が可能になり、歴史はまだ浅いということ。
- 海外投資のメリットは金商品が豊富で、税率も低いということ。
- 海外投資の種類には、海外積立投資、海外投資信託、海外不動産投資などがあるということ。
海外投資が気になる方やこれから始めてみようと考えている方は、ここで得られた知識をもとに是非情報収集を進めてみてくださいね。