仮想通貨の取引所と販売所の違いとは?
仮想通貨初心者の疑問点でよく挙がるのが、「取引所 と販売所の何が違うのか?」という点です。どちらの場所でも仮想通貨を手にすることができますが、明確な違いがあります。それぞれの特徴を覚えておきましょう。
Contents
仮想通貨の取引所とは?
仮想通貨の取引所は、仮想通貨を買いたい人と売りたい人をマッチングさせてくれる場所です。場所と聞くと実店舗があるイメージがありますが、あくまでもインターネット上でのやり取りとなります。この仮想通貨のやり取りをする場所をサプライヤーと呼ぶことが多いです。
仮想通貨は株式の売買に似ているところがあります。仮想通貨を買いたい人が注文を出し、仮想通貨を売りたい人も注文を出し、両者の売買価格が一致した時にはじめて取引が成立するのです。取引所は仲介役といったイメージを持つとわかりやすいでしょう。
【例】
- 売り手:1BTC(ビットキャッシュ)を10万円で買いませんか?
- 買い手:1BTCを10万円で誰か売ってくれませんか?
基本的に板情報に出ている注文しかできません。このケースの場合、両者の取引は成立となります。
【取引所の特徴について】
- 取引に参加している顧客同士で売買を行う(ただし誰と取引しているかわからない)
- 販売所よりも安い価格で購入できることが多い
- 高額になるほど取引が成立しづらく、時間がかかるようになる
▽国内・海外の人気取引所について
国内では「coincheck」や「BitFlyer」などの取引所が有名で、多くの方が利用しています。海外では「BITTREX」や「poliniex」などの取引所が有名ですね。人気の取引所は新しい仮想通貨の導入も早く、手数料が安いなど、メリットが多いです。
人気の取引所は必ずチェックするようにしてください。
仮想通貨の販売所とは?
販売所は取引所とは異なり、個人ではなく運営会社から直接仮想通貨の売買を行います。取引所は買い手と売り手のそれぞれの売買価格が一致しなければ取引が成立しませんが、販売所の仮想通貨の価格は固定なため、すぐに売買が成立します。
取引所と違って、板情報に出てないから「買えない」「売れない」ということはありません。確実に売買できるのもメリットです。取引所のレートと比較すると、割高になってしまうので、お得に仮想通貨を手に入れたい方には不向きです。逆にすぐにでも取引を成立させたいという方は販売所を選ぶようにしてください。
【販売所の特徴について】
・高額の取引でもすぐに取引が完了する
・相場通りの価格で購入することができる
・手数料が取引所に比べて割高
▽取引所と販売所のどちらを選ぶべきか?
取引所は安く仮想通貨を買えますし、販売所はすぐに取引が成立します。どちらが優れているとは言えないので、取引スタイルによるところが大きいでしょう。ビットコインを筆頭に、仮想通貨は価格変動率が極めて高いので、どちらにも登録しておき、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
Q&Aコーナー
Q:仮想通貨の手数料は取引所によって違うのでしょうか?
A:はい、各取引所・販売所によって異なります。
仮想通貨を取引する上で意識するべきポイントが手数料についてです。
【主な手数料について】
・口座作成手数料
・入出金手数料
・レバレッジ取引の手数料
1回2回の取引ならまだしも、取引回数が増えるほどに手数料の負担が大きくなります。仮想通貨の取引所・販売所によって値段は違うので、できるだけ安いところを選ぶべきでしょう。
▽まとめ
仮想通貨を手にするための場所として、販売所と取引所の2つがありますが、その違いは理解できたでしょうか。一言で言うと販売所を経由すると他の人から仮想通貨を買うことができ、取引所を経由すると会場の主催者から買えるということです。
仮想通貨の取引所を利用した手法はこちらよりご確認ください。
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