世界で初めて仮想通貨イーサリアムを資本金にした会社が設立!
仮想通貨の実用化が進んでいるのか進んでいないのか、なかなか状況がつかみにくい状況ですが、遂に仮想通貨のイーサリアムを資本金の半分として会社を設立した日本企業が誕生しました!
今回はこの仮想通貨イーサリアムを資本金にして会社を設立した日本企業について詳しく解説していきます。
Contents
世界で初めて仮想通貨を資本にして設立された会社とは!?
仮想通貨関連企業である「スマートコントラクトシステムズ」が、今回金融システム開発をしている企業である「シンプレックス」と共同出資する新規の企業に対して、イーサリアムを現物出資する事が明らかになりました。
シンプレックスとは?
金融システムの開発をしている企業で、主にDMM Bitcoinの仮想通貨取引システムの構築やDMM.com証券の競馬用ファンド管理システムを構築したりなど、活発に活動している企業です。
昨年は「世界の金融ITサービス企業ランキング100」にランクインを果たし、世界的に見てもかなり伸び率の高い企業です。
スマートコントラクトシステムズとは?
事業内容は下記となっています。
①イーサリアムエコシステムの開発についてのサービス
②ブロックチェーン及び分散型台帳テクノロジーについてのアドバイスサービス
③メディア及びプロモーション事業
④デジタルアセットの流動性を提供
見て居る限りでは主にイーサリアムやネオで活用されているスマートコントラクトという技術を利用したサービスを提供しているようです。
スマートコントラクトを利用したサービスとは?
スマートコントラクトを利用したサービスというとピンと来ないかもしれませんが、既にスタートしているサービスとしてはujo MUSICというサービスがあげられます。このサービスはブロックチェーンの技術を応用して著作権の管理を簡単に出来るサービスです。
他にもTOYOTA社がスマートコントラクトを活用した車を開発していて、次期Uberとも言われています。
イーサリアムを資本金にして出来る会社の名前は?
新しくイーサリアムの出資によって起業される法人は「ディフィニティ」という会社で、スマートコントラクトシステムズが9800万円分のイーサリアムを出資することで49%の株式を取得し、シンプレックスが残り51%である1億2000万円を出資して株式を取得するとのことです。
イーサリアムでの出資額は全体の半分以下で、日本円にしておよそ9800万円相当ですが、つまり今回企業の運転資金としてイーサリアムが採用されることになったということです。
本格的にここまでの規模で仮想通貨の出資が行われましたが、ここまでの規模で出資金として利用されるのは世界初では無いかと言われています。
価格変動した場合どうなるのか!?
イーサリアムでの出資が資本として認められたというのはとても素晴らしいことですが、もしイーサリアムの価格が暴落した場合、円換算した時の資本金はかなり少なくなってしまいます。
その場合どうやって対応するのかについては既にスマートコントラクト社で方針が決まっていて、暴落した分だけイーサリアムを追加して出資することでバランスを取っていくようです。
イーサリアムを資本金にした会社「ディフィニティ」はどんな会社?
気になるのはこのディフィニティがどういう会社なのか?という事ですが、これが実はかなりスケールの大きい会社になるのではないかと予想しています。
仮想通貨の取引所などを運営する企業が対象
この会社の目的は、仮想通貨市場に流動をもたらす仮想通貨取引所などのリクイディティプロバイダーを対象にして、仮想通貨取引プラットフォームを提供する事です。
つまり、仮想通貨取引所を手軽に開業出来るようにする基盤/プラットフォームを開発して販売することを目的としているといった感じです。
仮想通貨取引所を運営すると、売り上げがスゴい!?
日本国内での日本円とビットコイン(BTC)の仮想通貨の月間取引額は2兆円規模となっていますが、例えばbitFlyerでの売買手数料は0.15%なので、取引時の手数料だけで月間約30億が徴収される事になります。
更にこのBTCを日本円に変えた時に発生する手数料や出金時の手数料を考えると、50億は余裕で超えることになるので、取引所を提供するサービスを運営することで、そこから更に数パーセントの売り上げを得ることが出来るというわけです。
一般的に「仮想通貨が流行っている」ということで「仮想通貨を買ってみよう!」という人が生まれます。そこから、「仮想通貨を買いたい人を対象にした商売」が始まります。
更に市場が固まってきた時点で「仮想通貨を買いたい人を対象にした商売をする人を対象にした商売」をすることでより有利な立場でサービスの運営ができるわけですね。この発想の転換はとても面白いなと思いました。
Q&A
Q:スマートコントラクトを使ったサービスって他にどういうのがありますか?
A:まだICO段階のものも多いですが、かなり多種多様なサービスが存在します。
そのなかでも、電気の自由化を目指すTorusプロジェクトや、契約や信用の証明をもっと身近なものにしてフラットな社会の実現を目指すDMMのプロジェクトなどがあります。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?僕自身が思っていた以上に、仮想通貨やそれに付随した事業が急速に発展していきそうな気配と熱気がムンムンと伝わってきて、かなりワクワクが止まりません。
この調子だとこれから先の10年間は仮想通貨やブロックチェーン技術の発展によって、社会の文化レベルがまた一段盛り上がってくるかもしれませんね。
そして今回ご紹介したような仮想通貨の情報は一瞬で話題になった瞬間から価格が高騰し始めたりします。そういった機会を逃さない為にも、常に情報にアンテナをはっておきたいところ。
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