ポンド 円 取引 は危険!? 初心者は要注意! ポンド 円 取引 について
2016年6月、世界中に衝撃が走りました。
EU離脱の是非を問う国民投票で、予想と反してイギリスのEU脱退が決まりました。
このニュースを覚えておられる方も多いでしょう。
このイギリスは、かつて大英帝国として栄え、首都ロンドンは世界の金融の中心地となっています。
この国の通貨は「ポンド」が使われています。
このポンドと円は、「ポンド円(GBP/JPY)」で取引することができます。
そこで今回は
- ポンド円は怖い!初心者は手を出してはいけない理由
- 「ポンド円」取引のメリットとこれから
- まとめ
について説明していきます。
Contents
ポンドは怖い!初心者は手を出してはいけない理由
まず初めに、ポンド取引に初心者が手を出さないほうが良い理由について説明していきます。
- ボラティリティーが高い
- スプレッドが広い
について説明していきます。
ポンド円ペアは、ボラティリティーが高い
ポンド関連通貨ペアのことを、FXトレーダーの中では「殺人通貨」と呼ばれているのをご存知でしょうか。
少し物騒な言葉ですが、本当にそのくらい恐ろしい通貨ということです。
その理由は「ボラティリティーの高さ」です。
ボラティリティというのは、変動幅のことです。
ドル円の取引をしていると「110円が115円に1日でなるつまり500PIP動く」と心配する必要はあまりありません。
1日にドル円が100PIP動くのは、極めて稀です。
1年間を通じても10円の変動幅に行かないぐらいです。
大体50PIPも動けば「けっこう動いた」という感覚でしょう。
ところがポンド円になると状況は異なってきます。
「1日で100PIP以上動く事は日常茶飯事」並みに起こります。
というよりは、経済指標が発表されるといきなり1円暴落することもありますし、突然の要人発言で暴騰することもあります。
なぜドル円とポンド円でそこまで異なってくるのでしょうか。
ドル円は世界の三大通貨の一つに挙げられています。
通貨量も世界トップクラスで、比較的値動きが安定しています。
一方ポンド関連通貨は、投機目的で取引をする人が多いということがあります。
金融の中心地のロンドンでは、投機目的のヘッジファンドやトレーダーがひしめき合っており、その影響で値動きが乱高下します。
また、アジア地域では「逆張り派」が多いことに対し、ロンドンなどの西洋トレーダーは「順張り派」が圧倒的です。
つまり、ポンド円の価格が下落するともっと売り取引が活発になり、底なしのように下がっていきます。
暴騰するときも同様で、価格が上昇するともっと買い取引が活発になり、青天井で上がっていきます。
2016年のEU離脱国民投票以来、EU関連ニュースが発表されるたびに暴落、暴騰を繰り返しています。
ストップロスを入れることを忘れてしまうと、大変なことになることは想像できましたでしょうか。
損切り設定ができていなかったり、そもそも損切りができない初心者だとあっという間に資金がなくなってしまいます。
ですから、「殺人通貨」と呼ばれているのです。
わずかな時間の間に、何かのニュースが流れると大混乱に陥ります。
ですから、「儲かりそう」と思って安易に手を出すことはあまりにも危険です。
玄人トレーダーになって、取引に十分慣れてから参加することを強くおすすめします。
スプレッドが広い
ボラティリティーが高い通貨ほどスプレッドも大きくなっていく傾向があります。
ポンド円のスプレッドは主要通貨の中でもかなり広めに設定されています。
ドル円のスプレッドが約0.3PIP~0.5PIPとなっています。
一方ポンド円は、約1.0PIP~1.5PIPとなっています。
また、含み利益が出たとしても安心できません。
ボラティリティーが高いため、1万円の利益が1時間後には1万円の含み損になっている場合もあります。
取引している間は、片時も目を離すことができないと思って取引に臨む姿勢が必要になってきます。
「ポンド円」取引のメリットとこれから
ポンド円取引のメリット
ポンド円のメリットは、短時間で稼ぎやすいというメリットが挙げられます。
ボラティリティが高く、数日後には2円~3円単位で変動していることでしょう。
100PIP以上の利益が数日で獲得できる可能性があります。
そのためプロトレーダーの中には、ポンド関連通貨のみで生計を立てている人もいるぐらいです。
しかし一方で、ポンド関連通貨の取引はしないと決めているプロトレーダもいます。
各自で決めるしかありませんが、このボラティリティの高さが原因で予想外の損失を被ってしまう人が大勢います。
安易に手を出すのではなく、じっくりトレード戦略を立ててから取引をするようにしましょう。
ポンド円のファンダメンタル要素
ポンド円を主に取引するのは、日本とロンドンのトレーダーです。
しかし、資金量から見ると圧倒的にロンドントレーダーのほうが多いためです。
そのため、ロンドン市場が始まる時間(日本15:00~16:00)からロンドンフィックス(日本時間深夜0時~1時)の時間に取引量が多くなります。
特に2016年以降はブリグジット(BREXIT)関連ニュースによって値動きが激しくなる傾向があります。
ブリグジット(BREXIT)とは、「BRITAIN(イギリス)+EXIT(脱)」の造語で、イギリスのEU脱退を示すために作られた造語です。
イギリスは2019年3月にEU離脱が決定しています。
2019年3月以降も経済状況がどうなっていくのかに注目しましょう。
移民問題、経済指標に細心の注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
- ポンド円は怖い!初心者は手を出してはいけない理由
- 「ポンド円」取引のメリットとこれから
について説明してきました。
ポンド円はFX会社のキャンペーンなども行われており、日本人トレーダーの中でも人気の通貨ペアです。
しかし、ポンド円取引はボラティリティが非常に高くリスクが大きいということも念頭に置くべきでしょう。
初心者は安易に手を出すのではなく、メリット・デメリットをしっかり把握してから取引をするようにしましょう。
そして、勝てる投資家になれるよう努力をつづけていきましょう。
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