パチスロの立ち回りで「期待値を追う」とは?
パチスロ攻略誌などを見ていてもよく登場する「期待値を追う」という立ち回りですが、要するに「勝てる可能性が高い台を打つ」ということと同じです。
設定が結果を左右するパチスロにおいて、分かりやすく1円の投資をすることなく“勝てる可能性が高い”と判断できる状況がこれで、条件さえ整っていれば誰でも同じように立ち回ることができることからも推奨されています。
Contents
なぜ期待値を追う立ち回りがパチスロで効果的なのか
パチスロで期待値を追う立ち回りをする理由は、ただただ勝つためです。
たとえば、基本的に設定1よりも設定6を打った方が勝てる可能性は高くなるわけですが、状況によっては設定6をも凌駕する設定1もあります。
パチスロの場合、期待値を追う立ち回りで不必要な投資をしなくて済む
『ジャグラー』のようなAタイプの場合、どこから打ち始めようがどこで止めようが良いのですが、勝つためには高設定奪取が絶対条件です。
そのため、少しでも高設定に期待できる台を狙って打つ立ち回りしかAタイプには存在しないわけですが、『番長3』のように“当たりに絡みやすい状況がある機種”は話が別です。
単純に連チャンモードにいれば32G以内に必ず大当たりする『沖ドキ』であれば、このゲーム数内の台は狙って打つ価値があると判断でき、何の根拠もない台を打つよりも投資を抑えることができます。
パチスロ期待値を追うことで明確な根拠の元立ち回れる
確実に状況が分かる状況といっても限られますが、『ミリオンゴッド(凱旋)』で現在のゲーム数が1400Gの台が空いていたとしたら打たない手はありません。
というのも、この機種は1480Gで天井に到達し当たりが確定するだけでなく、その1/2で80%ループを獲得できるからです。
最低でもATが1回(期待枚数300枚)は獲得できるので、投資分を4,000円と仮定しても十分なメリットが期待できます。
期待値があるパチスロ台とないパチスロ台はこんなに違う
期待値があるかどうかを判断するためには知識が必要ですが、その労力を差し引いても期待値がある台だけを打つ立ち回りと根拠なく立ち回る場合では、次のような違いがあります。(『ミリオンゴッド』(凱旋)を天井狙いで打つ場合)
期待値があるパチスロ台の場合
等価交換店の場合、天井狙いで期待が出るのは300G以降です。
この時点での期待値は48円ですが、1400Gから打つ場合の期待値は19,921円にもなります。
300G最低限度の回転数と捉えることができますが、先に挙げた通り1400Gからならば最低でも2,000円程度の価値が見込めるため、“絶対に負けない立ち回り”ということもできます。
期待値がないパチスロ台の場合
しかし、0Gから打ち出した場合はそうはいきません。
0G~1480G間の平均投資金額は約59,000円(25G/k)ですから、天井単発の場合は即止めしても50,000円以上マイナスになってしまいます。
上手く80%ループを取れたとしても8連以上しなければプラスにならないわけですから、勝てる見込みは薄いといっても良いでしょう。
もちろん、天井から大連チャンをして大勝ちする可能性もゼロではありませんが、期待値という点で見れば打つ価値はないと判断できるわけです。
まとめ:目に見える「勝ち」を拾うパチスロ立ち回りこそが期待値
このように、「期待値」とは分かりやすく判断できる勝てる根拠です。
パチスロで勝つことを目指しているのであれば勝つ根拠が必要で、運に頼った偶然の勝ちには何の意味もありません。
「高設定を打って勝つ」というのがセオリーではあるものの、誰もが高設定に座れるわけではない以上、少しでも勝つ可能性を高めるために期待値を追う立ち回りをする必要があるわけです。
理論上勝てる立ち回りをしているわけですから、短期間では結果が出なかったとしても長く続けていけば期待通りの結果になる可能性が高くなるため、“期待値狙いの立ち回りは勝てる”ということになります。