バイナリーオプションはチャート分析が基本です。
チャートに表示するテクニカルツールで一番メジャーなものはローソク足ですが、移動平均線も欠かせない指標の一つです。
今回は移動平均線の基本や使い方についてのお話です。
移動平均線とは
移動平均線はチャート上に表示するテクニカルツールの一つで、一定期間の終値の平均を結んだ線のことです。
移動平均線はバイナリーで、主に上昇トレンドか下降トレンドなのかを判断するのに使われます。
移動平均線の日数ですが、具体的には以下のような日数を使います。
- ５日移動平均線
- ２５日移動平均線
- ７５日移動平均線
- ２００日移動平均線
平均する期間が短い「短期移動平均線」と期間が長い「長期移動平均線」の二つを利用し、相場の動きを予想します。
「短期移動平均線」はトレンドの傾向を示すことが多いのに対して、「長期移動平均線」は直近の値動きに反応しやすいです。
ローソク足は現在の相場、移動平均線は相場の平均値を示しています。
バイナリーでは基本、ローソク足と移動平均線の両方を使用して、相場が上がるか下がるかを予想します。
エントリーする際の一つの指標になるので、ここで覚えておきましょう！
移動平均線の使い方
移動平均線にはいくつか種類がありますが、今回は最もスタンダードな単純移動平均線についてお話します。
移動平均線の使い方は主に二つあります。
赤いラインが「短期移動平均線」、青いラインが「長期移動平均線」です。
【１.ゴールデンクロス（上昇トレンド）】
「長期移動平均線（青）」を「短期移動平均線（赤）」が下から突き抜けることを、ゴールデンクロスと言います。
このとき相場は上昇トレンド傾向にあります。
【２.デッドクロス（下降トレンド）】
「長期移動平均線（青）」を「短期移動平均線（赤）」が上から突き抜けることを、デッドクロスと言います。
このとき相場は下降トレンド傾向にあります。
以上の二つを見ることで、相場が上昇するのか下降するのかを予測できます。
しかし、必ずこのように相場が動くとは限りません。
騙しもあるので見極めが重要です。
あくまで一般的な考えなので、他のツールなども駆使して総合的に判断する必要があります。
表示させる移動平均線は、期間の長さを自分で決めることができるので、
自分の投資スタイルに合った組み合わせを見つけましょう。
【トレンドの強さについて】
移動平均線の傾きが急であるほど、そのトレンドの傾向が強いです。
例えば、
- 移動平均線が右肩上がりであるほど、上昇トレンドが強い
- 移動平均線が右肩下がりであるほど、下降トレンドが強い
このような傾向があることを覚えておいてください。
今回ご紹介した移動平均線と、ローソク足を理解すれば基本的な相場の動向は掴めます。
バイナリーオプションでエントリーする際の参考にしてみてくださいね！
Q&Aコーナー
Q：何日の移動平均線を使えばいいのですか？
A：何日でも大丈夫です。
移動平均線は過去の平均値を示すものなので、期間を短くするほど現在の値動きに近くなります。
逆に期間を長くすると、線が大きくゆったりとしたものになります。
投資家がよく使っている基本的なパターンをご紹介します。
- ５日線と２５日線
- １０日線と２５日線
- ２１日線と８９日線
個人の投資スタイルに合わせればいいので、好きに組み合わせて大丈夫です。
使っていくうちに、自分にあった使いやすい日にちがわかってきます。
いろいろと試してみましょう！
まとめ
バイナリーオプションのインジケーターは移動平均線だけではありません。誰でも高勝率を狙える、おすすめインジケーターの手法を覚えて、資産を増やしていきましょう。
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