バイナリーオプションのエンベロープとは？逆張りで攻略しよう！

投資経験者でも知らない人が多いエンベロープ。実は、初心者でも使いやすいテクニカル指標の一つです。

今回は、エンベロープの基本知識から攻略方法についてお話しします。

バイナリーオプションにおけるエンベロープの基本

エンベロープとは、移動平均線を応用したトレンド系のテクニカル指標です。相場の平均から、現在の相場がどれほど離れているかをラインで表すことができます。ボリンジャーバンドと似ていますが、エンベロープは相場の値幅によってバンドが縮小することはありません。あくまで平均から一定幅でラインが引かれます。

エンベロープ最大の特徴は、乖離率を自分で設定できるところです。自分の手法や時間足に合わせて、バランスをコントロールすることができます。過去のチャートに反映させ参考にすることで、精度の高いエンベロープを作成することができるでしょう。

とてもシンプルで、逆張りの手法に使用されることが多いテクニカル指標です。

エンベロープの表示方法（mt4）

mt4でのエンベロープの基本的な表示方法をご紹介します。

mt4上部の挿入 →  1.インジケーター → 2.トレンド → 3.Envelopesを選択。

設定画面が表示されます。

移動平均の種別をExponentialに設定してOKを押すと、エンベロープがチャートに反映されます。

※パラメーターの設定は、使う時間足によって合わせる必要があります。期間、偏差の設定を好みに合わせて変更してください。

バイナリーオプションをエンベロープで攻略しよう！

エンベロープを使った攻略法をご紹介します。基本的な分析の仕方はボリンジャーバンドと同じです。

上側のエンベロープに触れたらlowエントリー

ローソク足が上側のエンベロープに触れた場合は、相場の平均から見て買われすぎであると判断することができます。逆張りの手法を使い、次のローソク足の形成時にlowエントリーです。

※黒いローソク足 → 上昇・白いローソク足 → 下降

下側のエンベロープに触れたらhighエントリー

ローソク足が下側のエンベロープに触れた場合は、相場の平均から見て売られすぎであると判断することができます。逆張りの手法を使い、次のローソク足の形成時にhighエントリーです。

まとめ

エンベロープは、シンプルかつカスタマイズ性のあるテクニカル指標です。ボリンジャーバンドに似ていますが、乖離率を自由に設定できる強い利点があります。

乖離率は、広すぎると到達回数が少なくなり参考となりませんし、狭すぎても突き抜けが多くなり精度が落ちてしまいます。バランスをうまくコントロールできれば、精度の高い指標として見ることができるのです。

初心者でも使いやすいテクニカルなので、ぜひ分析に取り入れてみてください。

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