バイナリーオプションで勝つために過去の相場から学ぶ！

何事にも先人たちから学ぶことは多くあります。それはバイナリーオプションにおいても同じで、過去の相場から学ぶことは非常に多くあります。今回は、過去のトレードや勝率から学ぶべきことをまとめてお届けします。

手作業での検証

FXでは、MT4を使うことで過去の相場から検証を行うことができますがバイナリーオプションには対応していません。ですので、手作業でポイントを絞りながら検証していきます。しかし、過去のチャートだと止まっているのでインディケーターの正確な検証には至りません。

この過去の相場を動かすには、ストラテジーテスターを使います。

ストラテジテスターの使い方

まずはMT4を起動して、「ストラテジーテスター」を選択します。（画像の赤枠内をクリック）

するとこちらの画面が表示されます。

1. 【エキスパート】と【インディケータ】の項目がありますが、【インディケータ】を選択し、右のメニューから検証したいインディケータを選択
2. 検証するインディケータのパラメータの設定。必要であれば行う
3. 検証する通貨ペアの選択
4. 検証する時間足の選択
5. 【全ティック】【コントロールポイント】【始値】から【全ティック】を選択
6. 検証したい期間の選択
7. ビジュアルモードを選択し、バックテストの速度を調整

これらの設定をすべて終えて【スタート】をクリックすればバックテストが開始します。

何を検証すべきなのか？

直近の1週間や1ヶ月などではあまり意味をもたないので、できる限り長期間の検証をおすすめします。たまたま手法と相場がうまく噛み合っただけ、ということを避けるためです。その検証する内容というと、

• これまでの最大損失額と最大連敗数
• 勝率

この2つを最低でも調べましょう。ここから「連敗数はどれだけなのか？」「最低限どれほどの資金が必要なのか？」などが分かってきます。事前に分かっている情報があれば、そのリスク回避に動けますし、メンタルにもいい影響を与えます。

過剰最適化を防ごう！

過去数年間を検証しながら遡り、かなり優秀な成績を残せる手法があったとしましょう。しかし、いざ実践となると全く力を発揮しない可能性があるのです。

これはインディケータの（※）過剰最適化がもたらす現象です。これを回避するために、初めの検証期間を直近の1ヶ月〜3ヶ月程度で行ってください。そこで優秀であれば6ヶ月、12ヶ月と遡りましょう。この手順をふめば、実践でも勝てる確率はグンと上がるはずです。

（※）過剰最適化：バックテストにおいて、過去の値動きで最大限勝てるよう、パラメーター（変数）を調整しすぎてしまうこと。別名カーブフィッティング。

ツールの導入を検討しよう！

膨大なデータを遡るのは、正直言って大変です。しかし、過去の上級者たちの取引を完全網羅し、さらにロジックとして落とし込んだツールが実在します！この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

Q＆A

Q：検証を人に任せてはいけませんか？

A：必ず自分の手でやりましょう。

検証は初心者であっても上級者であっても、必ず自分の手で行なって、自分の目で見て、自分の頭で考えましょう。もし他人が行なった検証結果を信じてバイナリーオプションを始めたとします。その手法で少しでも負けてしまうと、すぐに自信を無くしその手法を諦めることになるでしょう。

こうならないためにも、自分自身でしっかり検証し、その手法に対して揺るぎない自信を持てるようになれば同時にメンタルも鍛えられます。

まとめ

過去のトレードや勝率から学ぶべきことをまとめてお届けしました。大変な作業ではありますが、手法を確率するためには必要不可欠なことです。焦らずにじっくり取り組んでいきましょう。また、ツールを使えばさらなる手法を編み出せるかもしれません！

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