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コインチェック社買収!?マネックスグループの思惑とは?

 2018/04/05 仮想通貨
この記事は約 4 分で読めます。 3,290 Views

仮想通貨NEMが流出した事件も記憶に新しい中、またも大事件が起きようとしています。なんとあのコインチェック社がマネックスグループに買収されるとの話が持ち上がっているのです。今回は、そんな渦中の2社とその思惑について踏み込んでいきたいと思います。

マネックスグループとは?

マネックスグループは、マネックス証券株式会社を中心とした金融関連のグループ企業により構成されています。

日本にオンライン証券という新たなビジネスモデルを確立したマネックス証券株式会社をはじめ、アセット・マネジメント、投資教育、M&A、FXなどさまざまな金融ニーズに応える体制を構築し、グローバルな金融グループを目指しています。設立は2004年8月。

コインチェック社とは?

コインチェック株式会社(旧レジュプレス株式会社)が2014年8月に運営を開始した仮想通貨取引所サービス。 多種類の仮想通貨を取り扱っており、売買、信用取引、入出金、送金、決済、貸出などが行えます。設立は2014年8月。

2018年1月26日、日本円換算で約580億円相当の仮想通貨NEMが流出する事件が起きました。この事件を受けて、2018年1月29日と3月8日にコインチェック社に対して資金決済法に基づく業務改善命令を出し、経営体制の抜本的な見直しなどが求められていました。

なぜ買収の話があがったのか?

マネックスグループは、もともと仮想通貨取引所事業に高い関心を示していました。しかし、新規参入ともなると金融庁への登録インフラ整備などを含めると膨大な時間を要します。それらを回避するために、今回の買収に打って出たというのが本筋のようです。

買収案の内容とは

まだ確定ではないですが、現状の買収案の見通しをお伝えします。

  • 買収額は数十億円規模
  • マネックス主導でコインチェック経営再建を進める
  • 社長と取締役はマネックスから派遣される

コインチェック社の過半数の株を保有することで議決権を獲得し子会社化し、経営陣も派遣する方向で動いていることがわかっています。マネックスグループとしては、和田社長と大塚取締役を取締役から外し、株主としてだけ残す考えだということです。

Q&A

Q:いつ頃に正式な発表があるんですか?

A:2018年4月6日までに両社が発表する見通しです。

コインチェックは2017年4月以降、資金決済法上のみなし仮想通貨交換業者として運営を続けてきましたが、正式な金融庁の登録業者として再建を目指すうえでは、提携が不可欠だと判断したとみられます。関係者によると、2018年4月6日までの週内に、両社が発表する見通しです。

まとめ

今回は、コインチェック社とマネックスグループの2社とその思惑についてお届けしました。

なんと、今現在マネックス株も現在急騰しており、今回の買収ニュースを好材料として捉えている投資家が多いようです。580億円も返金できるほど利益上げて大勢の顧客数を抱えてるコインチェック社を、マネックスグループは数十億で買収できるならば安い買い物といえるかもしれません。

また、「マネックスグループが介入するならコインチェック社も安心感が増えそう」といった声も聞こえています。両社にとって、前向きな良い買収になるでしょう。このように、一見ネガティブに見える出来事も捉えようによってはプラスに働きます。

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富田 敦

富田 敦

FXやバイナリーオプションなど、投資や資産で悩む人への記事を主に執筆しています。趣味はバンド(ドラム担当)・映画鑑賞

休日には、気心の知れた友人とスタジオに入り曲作りやコピー曲を演奏。
スタジオ終わりの一口目のビールが生きている証拠だと感じます。

得意分野
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