【FXとメンタルの関係】欲、恐怖に流されないためには！？

FXは自分の大切な資金で取引をしている性質上、常にプレッシャーがつきまといます。トレードにおけるメンタルの重要性を知っておきましょう。

FXのメンタルとは？

簡単に言えば人間が持つ精神面のことです。反対語はフィジカルで肉体的・物理的を意味します。

人は生まれてからさまざまな「成功」と「体験」を経験しています。一般的に成功体験は心に残らず、失敗体験は心に強く刻まれます。失敗の回数が増えるたびにメンタルが弱くなってしまうのです。

これをFXに例えてみましょう。FXの場合、最初から多くのお金を稼げるケースは稀です。

損切りを失敗したり、エントリーのタイミングが遅かったり、負ける回数が増えるたびに、失敗体験が強くなります。これにより投資の判断がぶれてしまうのです。

メンタルを強化することができれば、損切りなども思い通りにできるようになり、安定したトレードができるはずです。

トレードとメンタルの関係性

「ブログの書き込みを見て、これは稼げると思い、投資の方向性を変えた」

「為替のニュースを見て、自分の判断が間違っていると思い、投資の方向性を変えた」

上記のケースのように、他者からの情報によって、投資の方向性を変えるのは知識・実力が伴っていない証拠です。自分の投資テクニックが確立していれば、他の情報に惑わされないはずです。

トレードの時に沸き起こる感情は下記のどちらかです。

• お金を手に入れたい欲
• お金を失ってしまう恐怖

2つの感情を抑えるための方法も知っておきましょう。

FXのメンタルをコントロールする2つのポイント

人間ですから、出てくる感情を完全にコントロールすることは無理です。

しかし、出てきた感情をある程度流すことはできます。

トレードの際に出てくる「欲」と「恐怖」に翻弄されないよう、対策をしておくべきです。

ポイント1：一喜一憂しない

お金を投資しているので、誰でも勝った時は嬉しいし、負けた時は悲しい気持ちになるでしょう。トレードはその時だけの勝負ではありません。継続的に投資をしてトータルで収支を見ることが大事です。特に厄介なのが負けた時に引きずることですね。

「あの時に損切りをしていれば」

「もっと早く判断できたら、防げたかもしれない」

負の感情で頭がいっぱいにならないよう、冷静にトレードをしていきましょう。

ポイント2：人の意見に惑わされない

FXに限ったことではありませんが、人は勝っている人の意見を参考にしたがるものです。もちろんそれは悪いことではありませんが、人の意見やニュースを聞いてなんとなく注文を変更するのは絶対に避けた方がいいです。それは己のメンタルの弱さを認めているようなものです。

一時的に勝てたとしても、次に投資を行うとき、参考になる情報が手に入るとは限りません。自分なりの判断を大切にすることが重要です。初志貫徹を心がけてくださいね。

Q&Aコーナー

Q：FXのメンタルトレーニングを考えています。何かいい方法はありませんか？

A：テクニックを鍛えることをオススメします。

なぜならテクニックが確立して、勝てていけば、メンタルの強さは自ずとついてくるからです。逆にテクニック確立できておらず、負け続けてしまえば、迷いが生じて判断が狂います。

ギャンブルで負けている時の思考と同じですね。負けを取り戻そうと熱くなってしまい、損切りを怠ったりして、余計に損をしてしまいます。以上のことからメンタルを鍛えるならば、まずは勝てるテクニックを身につけるべきです。

また、「デモトレード」は仮想通貨を使うので、メンタルトレーニングにはならないことも覚えておいてくださいね。

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