【2017年12月22日】ビットコインが暴落した理由とは?
2017年12月22日に、一時220万円の高値をつけていたビットコインが150万円台まで下落しました。下落価格は25%と多くの仮想通貨投資家がこの事実にショック隠しきれません。今回はビットコインの暴落とセキリュティについて解説していきます。
Contents
ビットコインが暴落!直接的な原因は何か?
ビットコイン暴落の直接的な原因は、取引所のハッキング被害ではないか?と言われています。実はビットコインが暴落する前、ウクライナの中堅取引所「Liqui」から6万ビットコインが盗まれたというニュースが出回りました。
総額は現在の相場で1,000億円以上と言われており、投資家たちが「今のうちに手放した方が安全かも」と考え、暴落に繋がったのではないかと予測されています。
▽ハッキングについて基礎から解説!
現実のお金なら盗まれるイメージが湧くと思いますが、仮想通貨が盗まれるというイメージはなかなか湧かないと思います。ここではビットコインのハッキングについて基礎解説します。
そもそもビットコインはブロックチェーンという仕組みがあり、取引履歴の改ざんができない仕組みになっています。このことにより、ビットコインは銀行のような役割を持つ中央管理者がなくても信頼性が保たれているという訳ですね。
ビットコインのハッキング騒動は、ビットコインの仕組みに手を加えて改ざんしたのではなく、 取引所そのものがハッキングされたということです。
▽なぜ、取引所が狙われたのか?
取引所内部では、多数の投資家が仮想通貨のやり取りをします。取引所はその仲介をしなくてはなりませんから、取引所も相当数の仮想通貨を常に保有しています。取引所といってもビットコインの保有方法は一般の投資家と変わりありません。
取引所の所有しているたくさんのビットコインを狙えば、ハッカーも大儲けができると考えるはずです。
ビットコインの暴落理由はハッキングにあり!防衛策はあるのか?
取引所でさえハッキングされてしまうのですから、一般の投資家も狙われる可能性は大きくあります。自分のウォレットがハッキングされないよう、身を守る術を覚えておくべきです。今回のビットコイン暴落をきっかけにして、セキリュティ面に意識を配るようになった投資家は多いですよ。
▽2段階認証
メールアドレスとパスワードの設定は取引所の登録時に行いますが、セキリュティ面を強化するなら、2段階認証も必ず設定しておきましょう。2段階認証をすることで、ID・パスワードの確認に加え、本人の端末に送信されるセキリュティコードの確認が追加されます。
ひと手間かけるだけで、第三者の不正ログインを防ぐことができるのです。
▽パスワードの定期的な変更
仮想通貨に限ったことではありませんが、パスワードをずっと使い続けるのは危険です。パスワードは必ず英数字・大文字・小文字を全て使って12文字以上で作成してください。その上で、メモは必ず紙媒体にとっておき、2週間に1度は変更することをおすすめします。
文字数が1文字増えるだけでその予測難易度は難しくなりますから、文字数は多いほど良いと言えるでしょう。
▽複数のウォレットへの分散保管
100%安全な保管方法はありません。もしもの時に備えて、複数の取引所を利用したり、資産を分散しておくとリスクを減らすことができます。
Q&Aコーナー
Q:ビットコインの暴落が起きて、取引所に影響はなかったのでしょうか?
A:もちろん影響が出ます。
ビットコインのネットワークが混雑すると、膨大な量の送金詰まりが発生してしまいます。国内の仮想通貨取引所の「Coincheck(コインチェック)」では、優先的に処理をして欲しい人の手数料を引き上げることで対策をし、その結果1件の送金につき4,000円の手数料がかかる場合もあったようです。
送金詰まりが起こると手数料も上がり、これもまた価格が下落する原因になってしまいます。
まとめ
今回はビットコインの暴落とセキリュティについての内容でした。個人投資家でも取引所でも、ハッキングを100%防ぐ方法はありません。私たちにできることは、自分のウォレットのセキリュティを意識して、被害を減らすことです。大切な資産を盗まれてしまわないように、今日から意識付けをしていきましょう。
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