近年、仮想通貨の中で特に注目を集めているのがモネロです。2017年8月には韓国の取引所「Bithumb（ビッサム）」が取扱いを開始したことを受け、価格が一気に3倍まで上昇しました。将来性抜群のモネロの知識を深め、取引に生かしてください。
モネロとは？／基本知識を徹底解説！
モネロはエスペラント語で「コイン」「硬化」という意味を持つアルトコインで、単位はXMRを使います。モネロは2017年12月現在、世界第9位の時価総額（4570億円）を誇っており、価格は1XMR＝37,477円前後を推移しています。今、投資家たちから熱い注目を集めている仮想通貨と言っていいでしょう。
▽モネロの特徴とは？
モネロが注目を集めているのにも理由があります。それはビットコインに比べて匿名性に強いという点です。もちろんビットコインも匿名性がありますが、ブロックチェーン上の取引履歴が誰でも閲覧できるだけでなく、その気になればウォレットにいくら入っているのか、判別される可能性も否定できません。
匿名性が高い理由は、モネロの「ワンタイムアドレス」にあります。モネロはアドレスからアドレスへ直接送金されるだけでなく、送金処理の際に複数のアドレスが含まれたグループを作り、そこから送金処理を行うことでどのウォレットからどのウォレットへ送金がされたのかを判別できなくしています。
つまり、外部から容易に追いかけることができないのです。ビットコインが27〜34文字なのに対して、モネロは95文字となっており、匿名性の高さが伺えます。
▽高速取引ができる！
モネロは高速取引ができます。例えばビットコインの場合、約10分ほど取引に時間がかかりますが、モネロなら約2分ほどで処理されます。取引の速さもまた、人気を押し上げている理由のひとつでしょう。ビットコインの約5倍の取引速度に魅了される投資家も多いです。
▽モネロの採掘について
マイニングとはコインを採掘する作業で、新規取引のデータを追加することを言います。モネロはマイニングが簡単なアルトコインと言われています。ビットコインのマイニングはハイスペックなマイニング専用のパソコンが必要ですが、モネロは一般的なパソコンでもマイニングが可能なのです。
モネロの評価が高い理由とは？
仮想通貨の代名詞的存在であるビットコインですが、普及するにつれて匿名性の問題が浮かびあがってきました。ビットコインは第三者が取引履歴を回覧できますが、誰だって他人から取引履歴を覗かれるのは良い気がしません。モネロの評価が高まっているのは、プライバシー保護という一面もあるでしょう。
近年定期的に新しい仮想通貨が誕生していますが、何の特徴もない仮想通貨は消えていくしかありません。今後はモネロのように際立った特徴がある仮想通貨が支持を集めていくでしょう。
▽モネロの流通量や今後の値動きについて
モネロはビットコインに比べると、流通量がかなり少ないです。匿名性が高いため、今後は特定の企業がシェアを占めるだろうと予測する経済アナリストも多いです。
Q&Aコーナー
Q：モネロは海外の取引所でなければ買えないのでしょうか？
A：いいえ、日本の取引所で購入できます。
モネロは日本の取引所で売買ができるのもメリットです。国内で売買できる代表的な取引所は「コインチェック」「ビットフライヤー」「ザイフ」が挙げられますね。今後のさらなる価格上昇に向けて、今のうちから各取引所のホームページをチェックしたり、登録を済ましておくのもおすすめです。
▽まとめ
モネロのほかにも「zcash」や「dash」のように匿名性に優れた仮想通貨があります。モネロが注目を集めていることで、匿名性に特化した他の仮想通貨も見直されるのです。ランキングはますます激戦していくことでしょう。今後もモネロから目が離せませんね！
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