イーサリアムとは?ビットコインの背後に迫る黒い影!
仮想通貨では他の追随を許さない勢いで成長を続けるビットコイン。ですが、そんな仮想通貨界に一矢報いるとウワサされているイーサリアムをご存知でしょうか?
今回は、「みんなが知っているようで知らないイーサリアムとは?」を解説していきましょう。
Contents
イーサリアムとは?
2013年にヴィタリック・ブリテンという人物によって設計が始められました。2014年7月には販売が開始され、2015年7月から日本の仮想通貨取引所でも取引がスタートしています。単位はイーサ(ETH)。
仮想通貨の基準である時価総額に関しては、1000以上種類のあるとも言われる仮想通貨の中でビットコインに次ぐ第2位。
日本での成長を時系列に見ると、
- 2015年7月にリリース
- 2016年頭→1イーサ=114円
- 2017年頭→1イーサ=1198円
- 2017年12月現在→71,053円
2017年に入り約700%の高騰を見せており、要注目の仮想通貨であることは言うまでもありません。
イーサリアムの特徴とは?
ビットコインと同様に仮想通貨と称されるイーサリアムですが、その特徴は大きく異なります。
イーサリアムとは地球そのものをネットワークする暗号通貨になります。その最大の特徴はスマートコントラクトにあります。
詳しく見ていきましょう。
イーサリアムとはワールドコンピュータである
上記の言葉はイーサリアムがリリースされた時に、イーサリアム財団がキャッチコピーとして広めた言葉になります。その言葉を体現しているプログラムこそがスマートコントラクトと言えます。その実態とはどういったものなのでしょうか。
取引と同時に契約を残せる
ビットコインとは異なり、イーサリアム独自のプログラムによりブロックチェーン上に取引と一緒に契約も残せます。
契約を自動にすると、契約の相手を信用する必要性がなくなり、コストの低下を見込めます。具体的にどういったメリットがあるのか、ご説明いたします。
▽契約の相手を信用する必要性がなくなる
契約がプログラムによって機械的にその認証を実行するので、相手からの虚偽情報の申請を気にするリスクが極端に小さくなります。また、ブロックチェーンの技術により、契約の実行履歴が全て公開・記録されます。
それにより契約の透明性も高くなることが期待できます。
▽コストの低下
現代の社会システムでは主に第3者機関からの信用情報を担保します。従来では、契約が確実に実行されるために以下のフローが多いです。
- 商品購入
- 買い手は第3者へ料金支払い
- 商品が買い手に到達
- 第3者は売り手へ料金支払い
こうなりますが、スマートコントラクトのプログラムでは自動的に上記の流れを実現することが可能になるため、不正を防ぐために紙面における契約(押印やサインなど含め)が不要になります。そのため、契約周りにおける訴訟や面倒な取引なども大幅に削減することが期待できます。
▽実用例
以前、このスマートコントラクトを使って不動産投資を行なった企業がありました。
この企業は巨大なビルを建設するために、投資家から融資を集め、投資額に応じて配当金を受け渡すというシステムを構築しました。
これだけなら普通の不動産投資でも行われていることですが、この企業はそれら全てをイーサリアム上で行っていました。不動産開発の資金集めから、不動産の所有権の管理、参加した投資家の記録、毎月の安全な家賃収入配当など、重要な役割をイーサリアムに任せたのです。
Q&Aコーナー
Q:イーサリアムとは何かが分かりました。スマートコントラクトには何か不便な点はありますか?
A:法的拘束力が確立されていません。
ブロックチェーン分野における法的枠組みを早期に確立しておくことは、今後の長期的発展に欠かせない重要なプロセスとなるでしょう。しかし世界中がまだ研究段階にあるので、決定的な枠組みを作るには時期尚早という意見も多いの現状です。
まとめ
イーサリアムとは?についてお届けしました。ご説明したことを要約するとイーサリアムとは、システムで管理できることであれば世界中でなんでもできるということです。ワールドコンピューターというキャッチコピーも過言ではないことが分かりました。
今後、私たちの住民票から契約書、資産管理、病院のカルテ、など生活に関わる全てのデータをイーサリムで管理する未来が来るかもしれません。
イーサリアムでも使える手法を覚えれば、大儲けできる可能性がかなり高いですよ。
↓↓手法はここから入手できます。↓↓