バイナリーオプションで稼ぐ人に共通する理由は?
2018年現在、すでに「バイナリーオプションは簡単には勝てない」ということが正しく認知されるようにはなってきていますが、ブームになった当初は「誰でも簡単に稼げる」というイメージが先行していました。
それゆえに多くの人が参入したものの、今ではほとんどの人が辞めてしまっています。
しかし、中には大きく稼ぐ人がいるのも事実です。
バイナリーオプションで稼ぐ人は何が違うのかというと、それは「情報力」と「判断力」が備わっているという点です。
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なぜバイナリーオプションで稼ぐ人は限られているのか?
バイナリーオプションに限らず、投資を行う場合には適切な判断が求められます。
しかも、たった一度だけそれができれば稼ぐ人になれるというものではなく、行っている間中ずっと適切な判断を求め続けられます。
バイナリ―オプションで稼ぐことは簡単だと思われているが実はそうではない
それでもバイナリーオプションは、そのタイミングが少ない方です。
FX、株式や不動産投資などと比べると大きな判断が求められる状況は非常に少ないバイナリーオプションですが、だからといってそれらと比べ判断の根拠がなくても良いということにはなりません。
特にバイナリーオプションは「一見すると二者択一の非常に簡単なもの」のように思われてしまいがちです。
だからこそ「初心者でも勝ちやすい」と言われたわけですが、実態はそれほど単純なものではありません。
バイナリーオプションで稼ぐには、予想の精度はむしろFXよりも求められる
「現時点から価値が上がるのか、下がるのか」で判断すれば良いFXとは違い、バイナリーオプションの場合は「あらかじめ決まっている時点で相場がどこにあるのか」を予測しなければいけないため、「価値が上がったから売ろう」「予想に反して価値が下がったから上がるまで待とう」という選択はできません。
取り引きを始めた時点で終点が決まっている以上、その範囲でどういう結果になるのかをピンポイントで予測する必要があります。
資金面で余裕があればいつまでも取り引きを引き延ばせるFXとは違い、必ず限られた時間で取り引きを決着させなければいけないものがバイナリーオプションです。
だからこそ、その間でどういう動きをするのかを的確に予測する「判断力」、そしてその根拠となる「情報力」が求められるわけです。
バイナリーオプションで稼ぐ人は多くの根拠で判断する
たとえば、ある状況でバイナリーオプションを行っていたとします。
決算タイミングは今から2時間後、その時点で相場がどこにあるのかを予測することが必要です。
取り引きを行う相場は「円/ドル」とし、100円/1ドルから始まり、決算時点で「110円/1ドル以上まで上がる」と予測します。
開始から1時間後、相場は110円/1ドルになっていて、見た目上はチャートが右肩上がりの状態でした。
1時間30分後、相場は109円~111円/1ドルの間を揺れ動いています。
決済5分前、相場は109.9~110.1円/1ドルという微妙は位置にあり、当たるか外れるかは微妙なところです。
そして決算を迎え、結果は109.9円/1ドルで終了してしまい「負け」で終了となりました。
因みに、ほんの5秒後には110円/1ドルまで達しています。
まとめ:バイナリーオプションで稼ぐ人に情報力と判断力が重要な理由
この結果を受けて「惜しい」と思うか、それとも「負けは負け」と思うのかは人それぞれでしょうが、結果だけを見れば「負け」でしかありません。
わずか5秒後、タッチの差で予想に達したとしても何の意味もありません。
もし、これがFXならば判断するタイミングいかんではプラスで終えることができます。
「どうしようかな」と考えている間に110円/1ドルに達するでしょうから、そこで決済すれば勝ちで終わることができます。
しかし、バイナリーオプションの場合はそれができません。
バイナリーオプションで稼ぐ人は、この予測と決済の判断力に優れていることが多く、それによって勝てるときに大きく勝ち負けるときにあまり負けないようなトレードを行います。
ここで重要なことは「何を根拠に」という点で、その裏付けとなるものが情報力であり判断力だということです。