現在世界には数百種類を超える暗号通貨が発行されていると言われています。今回はビットコインに続く暗号通貨のひとつ、イーサリアムクラシックの基本や特徴について解説していきます。今後の動向に注目してください。
イーサリアムクラシックとは?
イーサリアムクラシックとは、イーサリアムから分裂して登場した仮想通貨であり、単位はETCを使います。ビットコインやイーサリアムに比べると認知度は低いですが、日本で購入できる取引所ができたことから、仮想通貨の投資家を中心に注目を集めるようになってきました。
▽なぜ、イーサリアムを分裂させる必要があったのか?
分裂とは、新規通貨発行のアルゴリズムを新規発行分から変更したことにより、同一の通貨として存続することが難しくなったため、新規ブロック以降を別の通貨にするという対処のことです。このアルゴリズム変更方法を「ハードフォーク」と呼びます。
分裂した理由は、当初のイーサリアムの脆弱性を突き、当時で65億円相当の360万イーサが盗まれた「ザ・ダオ事件」と呼ばれる事件がきっかけです。イーサリアムの開発チームは「ハードフォーク」を行うことで、不正が行われる前の状態に戻し、不正操作は無効化されました。
しかし、この対応が反発を生み、コミュニティの一部が「ハードフォーク」を拒否するようになりました。こうした経緯で生まれたのがイーサリアムクラシックです。
▽イーサリアムクラシックとイーサリアムの違いとは?
「ハードフォーク」の一件以降、イーサリアム保持者には同量のイーサリアムクラシックが配布されるようになり、別のブロックチェーンに格納されるようになりました。あくまでもセキリュティ対応に対する分裂であり、イーサリアムとイーサリアムクラシックでは基本的な違いがありません。
イーサリアムクラシックの半減期とは?
イーサリアムは仮想通貨なので、マイニング報酬の半減=半減期があります。イーサリアムクラシックの発行上限枚数は2億1,000万ETCとなっており、これ以降はマイニングの報酬が減るため、大幅な価格上昇が確認されています。
半減期を迎えたからと言って注目されない訳ではありません。仮想通貨自体の認知度が高くないところもあり、イーサリアムクラシックはまだまだ伸びる余地を残しています。
▽イーサリアムクラシックサミットが開催された時は?
2017年11月13日に、香港でイーサリアムクラシックサミットが開催されました。イーサリアムクラシックの開発・利用者に対するカンファレンス(会議・協議)であり、いくつかの重大発表がありました。この日にイーサリアムクラシックは大きな高騰を見せています。
今後も仮想通貨のカンファレンスの日には価格が上がるという法則は間違えないようです。仮想通貨取引のチャンスと考えていきましょう。
▽イーサリアムクラシックの今後の動きについて
現在はイーサリアムの方が規模が大きいですが、イーサリアムクラシックを企業やマーケットがどんどん採用するようになると、ますます注目を集めるようになります。仮想通貨関連のニュースを常にチェックする癖をつけるようにしましょう。
今後もイーサリアムクラシック関連のニュースには注目です。
Q&Aコーナー
Q:イーサリアムクラシックはどこの取引所で購入できるのでしょうか?
A:「coincheck(コインチェック)」と「bitflyer(ビットフライヤー」で購入できます。
イーサリアムクラシックは海外の取引所で購入できますが、英語が得意でないとハードルが高くなります。取引所は今回ご紹介した国内の2ヶ所を使うと良いでしょう。購入を考えていない方も取引所のチャートを見るだけで勉強になるはずですよ。
▽まとめ
イーサリアムクラシックは今後も目が離せない仮想通貨です。イーサリアムクラシックでも使える手法を特別公開しているので、この機会にチェックしてみてください。
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