いまだにドラえもんが現れる事を信じていて小学生のころから使っている勉強机をいまだに捨てる事が出来ない・・・。今日も私は元気です。アーリーです。
本日お話するテーマは『先物取引』について!
『なんだそりゃ?』と思われた方もたくさんいらっしゃると思いますが、
先物取引について簡単に説明すると、将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引のことで、現時点では売買の価格や数量などを約束だけしておいて、将来の約束の日が来た時点で、売買を行います。
そうだこのビジネスこそドラえもんが必要だ!はい、ふざけてすいませんでした。これから真面目に先物取引についてお話していきます。
先物取引のイメージ
例を挙げて説明すると・・・。
アリコさんは先日ジュエリーショップでステキなプラチナダイヤモンドリングを見つけ、来年こそはボーナスが入ったら買おうと心に決めました。価格は10万円だったので日頃の生活から比べるとちょっと奮発です。
しかし飽食の原材料となるプラチナやゴールドの価格は常に変動していますから、宝飾店のきらびやかなジュエリーも原材料の貴金属の相場に影響されて値上がり値下がりをします。
ですから、アリコさんはプラチナダイヤモンドリングを買う決心をしたものの、1年後の価格がきがかりです。現在の10万円であれば買えるけど、来年になってこれ以上値上がりしてしまうと買えなくなってしまいます。
そこで本日、ジュエリーショップに行って、来年プラチナダイヤモンドリングを買う事をあらかじめ予約しておくことにしました。本日は手付金としてお金を少し支払っておけば、来年のボーナスでプラチナダイヤモンドリングを購入できるのです。その価格は本日10万円と決めてしまうので、値上がりしてしまうかもしれないという心配はなくなります。
宝飾店のオーナーは、来年は商品が値下がりするかもしれないと考えていればこの予約を受けるでしょう。オーナーにとっても宝飾品の価格変動は心配の種だからです。
さて1年後、アリコさんはもらったボーナスで10万円と手付金の差額を支払い、念願のプラチナダイヤモンドリングを購入する事になります。これで目的は達成です。ただそのときの店頭価格がどうなっているかも気になりますね。
パターン1、値上がり
心配していた通り、プラチナダイヤモンドリングの価格は12万円に値上がりしていました。でも予約していたから大丈夫。10万円で購入できます。この場合だと、
12万円ー10万円=2万円
店頭価格よりも2万円ほど安く買う事が出来ます
パターン2、値下がり
プラチナダイヤモンドリングの価格は8万円に値下がりし、宝飾店の店頭で8万円で買えるようになっていました。しかし残念ながら先物取引の予約の取り消しは出来ないので、10万円を支払い買う事になります。『予約なんてしなければよかった。』と思っても今更どうしようもありません。この場合だと
8万円ー10万円=-2万円
店頭価格より2万円ほど多く支払わなければならないのです。
まとめ
値下がりした場合にも10万円で買わなければならないなんて損だから、アリコさんがおこなったこの予約は無意味だと思うかもしれません。
しかし予約時点では、1年後のプラチナダイヤモンドリングの価格が10万円より値上がりしているか値下がりしているか、何一つ分からないのです。価格が分からないこそ、この予約には大きな意味があります。
ですが、この流れを読むことが出来たらどうでしょう?
『またドラえもん呼ぶんだろ?』
こう思ったそこのアナタ!呼びません!
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常に人は投資という言葉をイメージしたとき同時にリスクの事が頭に浮かびます。しかし、そんなリスクを理解し備えておくことによって、リスクは回避する事が出来るのです。
先物取引の仕組みとリスクの回避方法についてまとまった文書になりますのでお時間あるときに是非一度読んでみてください!
本日もありがとうございました!
またよろしくお願いします!